ちくま学芸文庫<br> 入門 記号論 ――自然と文化を読み解く

個数:1
紙書籍版価格
¥1,430
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

ちくま学芸文庫
入門 記号論 ――自然と文化を読み解く

  • 著者名:池上嘉彦【著】
  • 価格 ¥1,397(本体¥1,270)
  • 筑摩書房(2026/04発売)
  • 春真っ盛り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/26)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480513441

ファイル: /

内容説明

出色の講義・全15講
世界のすべては〈記号〉である

自然(自然科学)も文化(人文科学)も、記号論をつかえば、あらゆる事象を横断的に捉えることができるようになる。いちから深く学べる入門書。

===
記号論とは、私たちの身の回りの事象を横断的に捉えようとする分析手法である。対立する概念のように扱われがちな〈自然科学=自然〉も〈人文科学=文化〉も、この手法によって統一的に読み解くことができる。本書は、その分析の基本を網羅した明快な入門書である。記号の根幹にある「ことば/意味」から発して、ことば以外で「ことばらしいもの」としてのイメージ・絵画、衣食住・広告宣伝、動植物の「ことば」、生命体の遺伝情報に至るまで、記号論を用いた読解を豊富な事例をつかって見ていく。全15講でわかりやすく手ほどきする一冊。
===

目次

1 〈ことば〉と〈ことばらしいもの〉/1 〈記号論〉の拡がり/2 日常の〈記号〉と〈自然〉対〈文化〉ということ/3 〈ことば〉と〈ことばらしいもの〉/2 〈ことば〉の再認識/1 〈記号〉としての〈言語〉/2 〈表現〉と〈伝達〉/3 〈語形〉と〈語義〉/3 〈意味〉の意味/1 〈記号〉と〈コード〉と〈意味〉/2 〈記号〉と〈モノ〉/3 〈アフォーダンス〉/4 二項関係としての〈意味〉と三項関係としての〈意味〉/5 〈コード〉と〈解釈者〉/6 〈差異〉としての〈意味〉/4 記号の諸相(1):〈有契性〉と〈無契性〉/1 〈有契性〉と〈無契性〉/2 〈有契性〉のさまざまな場合/3 〈類似性〉と〈近接性〉/4 〈類像記号〉、〈指標記号〉、〈象徴記号〉/5 記号の諸相(2):〈記号表現〉と〈記号内容〉/1 〈記号表現〉/2 〈記号内容〉/6 記号の諸相(3):〈テクスト〉/1 〈テクスト〉、〈メッセージ〉/2 〈線条的〉なテクストと〈現示的〉なテクスト/3 テクストと〈類像性〉/4 テクストにおける〈視点〉/7 記号の諸相(4):〈機能〉/1 ことば以外の記号への適用の可能性/2 〈機能〉の分類/3 〈イデオロギー的〉な操作/4 〈詩的機能〉/〈美的機能〉/5 〈詩的機能〉から〈美的機能〉へ/8 記号現象としての文化(1):〈詩学〉/1 〈言語芸術〉ということ/2 〈コードに支配される創造性〉の場合──〈わらべ唄〉/3 〈コードを変える創造性〉──〈詩学〉の発想/4 芥川の〈文芸論〉と漱石の〈文学論〉/9 記号現象としての文化(2):〈イメージ〉的なもの/1 〈デジタル〉と〈アナログ〉/2 〈記号〉としてのイメージ的なもの/3 〈空間的〉なものと〈時間的〉なもの/4 〈コード性〉の高いイメージ──イコン/10 記号現象としての文化(3):衣・食・住/1 〈衣・食・住〉における〈自然〉と〈文化〉/2 〈衣・食・住〉における〈ウチ〉と〈ソト〉/3 〈衣・食・住〉のことば/11 記号現象としての文化(4):広告・宣伝/1 広告・宣伝の成功への条件/2 〈異化〉の手法/3 〈差異〉を生むための商品の〈記号〉化/4 広告・宣伝の文化的な差/12 記号現象としての生命(1):〈動物記号論〉/1 〈蜜蜂の言語〉/2 動物の関わる〈記号〉の諸相/13 記号現象としての生命(2):〈生物から見た世界〉/1 〈生物から見た世界〉/2 〈共生〉/3 〈植物記号論〉/14 記号現象としての生命(3):〈生命記号論〉/1 〈生命記号論〉/2 〈類比性〉と〈相同性〉/3 〈記号過程〉としての生命/15 〈記号〉の進化/1 言語の〈進化〉/2 〈認知〉と〈コミュニケーション〉/3 〈モノローグ〉と〈ダイアローグ〉/4 〈コード〉と〈コンテクスト〉──〈記号論的自由〉/参考文献/あとがき/文庫版著者あとがき/索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

iwtn_

4
言語という記号処理において、計算機のほうが得意になりつつある今、記号について理論的な復習をする意味で購入。放送大学のテキストが元ということもあり、テーマ毎にキュッとまとまっていて、図も多めでわかりやすく、読みやすい。最終的には生命自体も記号を扱っているようなこともあることが紹介される。DNAも自然言語も「非連続要素の連結体系」であったことが思い出される。個体同士の協力を成立させる上で重要な要素であり、より大きなシステムを設計する際にも記号の特徴を知っておくと良いだろう。良い入門書だった。2026/04/05

Zn

0
記号論への招待の一切の記憶を失って読んだけどおもしろかった。2026/03/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23080625
  • ご注意事項

最近チェックした商品