内容説明
『空、はてしない青』著者が贈る渾身の感動巨編
もう一度、あなたと。
車椅子生活を余儀なくされたフランソワのため、二人はパリの郊外に移り住む。すべてを再出発させるのだ。しかし、順調にみえたのも束の間、互いを傷つけあう時間が長くなっていく。暗闇から抜け出すため、フランソワが望んだのは子どもを持つことだった。「子どもをつくらせてくれ。そうすれば、すべて終わるから」彼に生きる希望を与えようと、若き恋人・エレオノールは新しい命を迎えることを決意する。それは不可逆の運命の分岐点だった。
失われた脚と尊厳。それでも人間は、立ち上がれるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
159
上下巻、700頁超、完読しました。不幸な事故から立ち上がる再生の物語、アルプスの少女ハイジ的な展開かと思いきや、主人公が巴里を代表する舞台俳優だけあって、感動的なクライマックスでした。2026年本屋大賞翻訳小説部門・第1位『空、はてしない青』程ではありませんが、良作です。 最初、エレオノールの略称がレオ(男性のイメージ)だとは思いませんでした。 https://www.kodansha.co.jp/book/products/00004258602026/06/12
ま
5
本の中では三年くらいしか経ってないのに、人とともに暮らす人生の、すべてがここにあった。孤独、幸せ、悲しみ、怒り、喜び、その他名前のないすべての感情を、レオとフランソワとともに味わった。私の心は2人と共にあった。2026/06/06
がじゅまる
4
この娘イライラする!最初はそう思った。これが24歳って事?。なんて読み始めたけど、全然違った。レオは無鉄砲でキレたり壊れたりしながら全然ブレない。 「幸せって何だろう」を考える事はあるけど、「愛って何だろう」は考えた事はあまりない。浮気を疑われ、暴れられても何故?。彼女は壊れそうになっても、現実逃避逃しながらも、結局ブレない。 フィール・グッド小説と言うのだそうだ。読むと元気になる小説カテゴリー。「現実はそんなにうまく行かない」とかひねくれてないで、ここは素直に「愛は勝つ」で良いのかもな…と思ったりした。2026/06/10
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