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内容説明
群れから排除されたり、親密な居場所を作ろうとして消耗したり……著者自身、人生で孤独の感覚を何度も味わってきたという。本書では内なる孤独を掘り下げるヒントを整理しながら、この社会がいかなる孤独を生み出しているのかを考察。見た目の不安が「努力不足」と見なされる風潮、性格ごとの孤独対策、不当に恥ずかしいものとされる承認欲求など、さまざまな角度から孤独の正体に迫る。 ●ソロ充とソロ活 ●「見た目」不安と社交恐怖 ●ニューロダイバーシティ(神経多様性)を知っていますか ●自分を閉ざすと人間関係を築きにくい ●「本当の友達」よりも「それなりのつながり」を ●「性格がいい」とはどういうことか ●「恋愛以外のつながり」を探すディズニー&ピクサー 「私たちはいまだに、『群れ』との適切な距離感を把握しきれていません。人類がこれだけ繁栄し、あるいは人生をこれだけ生きてきたのに、ひとりぼっちはさびしく、かといって群れに対しても腹が立って仕方がない。生まれてこの方、止むことのない『孤独』、その正体に少しでも近づくべく、多角的な視座を共有すること。それが本書の目的です。」(「はじめに」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
manabukimoto
4
最も信頼できるラジオパーソナリティの一人が荻上チキさん。彼の新刊は孤独への処方箋。孤独を「自分ごと」ではなく「社会ごと」として考えるための、知見。 彼のラジオでの姿勢「私たちが出来ることは?」という観点が貫かれている。 ・ACE(逆境的小児期体験)への対処。 ・孤独感と外国人嫌悪の相関関係という心理学者コリー・フロイドの説。孤独感は右翼権威主義と相関し、苦痛耐性とは負の相関がある。 ・ロビン・ダンバーの「友達150人限界説」。そんなに?という驚き。 ・アテンション・シーキング。かまってちゃんの振る舞い。2026/04/18
totuboy
2
「孤独」と「孤立」は違う。今の社会で誰かとつながれない寂しさを感じるのは実は40代くらいの中年男性なのではないか。自分の人生を考えたとき、ちゃんとつながれる人間関係を作っていかねば、と少し気持ちが焦る。本書は小さなテーマごとに孤独を様々な視点から切り、平易な言葉で問題提起をしている。従来の学校のシステムが孤独を生むという指摘も面白い。「つながりの先にある問題」は筆者の具体的経験から説明されており、それが戦争にもつながっていくという可能性は示唆深い。2026/04/27
さらさら
2
「孤独」についてあらゆる視点から考えていく本でした。チキさん自身も答えが出ていない問いもあるけれど、一緒に考えるための材料を教えてくれます。孤独は個人的な問題ではなく社会的な問題であることが殆どなのだと思いました。個人的に嬉しかったのはチキさんの最新のディズニー&ピクサー映画評が読めたこと。「ディズニープリンセスと幸せの法則」の読者には特におすすめです。2026/04/20
田村羅紗
0
現代の孤独に関するテーマを広く浅く解説。最近の孤独本に多い孤独全肯定に対して考え直すことを提案しているのが斬新。読後感としての癒しは薄い。様々なテーマは出されるが、深掘りされないので、少し物足りない。カタカナ語が多いというか。2026/04/22
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