内容説明
45歳の誕生日、家族を捨てた。
冷えきった夫との関係や子どもとの生活に孤独感を募らせていた沢辻涼子は、我慢の糸が切れたある日、家出を決行する。飛び出した夜の街で出会ったのは、怜悧で美しい文学オタクのバーのママ、野宮ルナ。
ルナに自分が抱える報われなさの正体が「大学時代の元彼」であることを言い当てられた涼子は、彼女と二人で元彼を探すため大阪へ旅に出ることに……。元彼探しが難航する中、次々と事件に巻き込まれる二人は、無事に想い人と再会できるのか――。
家庭に居場所をなくした主婦×文学オタクのバーのママ
異色なバディが人生を取り戻す旅へ!
名作文学×ミステリー、感動のロードノベル。
仕掛けに騙され泣かされる、圧巻のサプライズエンディング!
特別掌編2編のほか、ドラマ主演を務める波瑠・麻生久美子と、著者の秋吉理香子による鼎談を豪華収録。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
『月夜行路 ―答えは名作の中に―』連続ドラマ化!
主演 波瑠 麻生久美子
日本テレビ系 4月8日スタート
毎週水曜よる10時放送
目次
序章 「暗夜行路」
第一章 「曽根崎心中」
第二章 「春琴抄」
第三賞 「黒蜥蜴」
最終章 「月夜行路」
特別収録掌編
スペシャル鼎談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
flower0824_
14
ドラマ化の帯が気になり購入(ドラマは未視聴)。家庭に不満を抱える主婦・涼子。偶然入った銀座のバーで、酔った勢いから忘れられない元彼を探す旅に出ると宣言すると、バーの美人ママ・ルナが面白そうだからついて行くという展開に。作家志望だというルナの文学知識と洞察力で、元彼を探しながら思わぬ事件を解決したり、文学の聖地を巡る大阪ふたり旅。軽快な文章で読みやすく面白いのに、最後は涙がほろりで良かったです。続編もあるようなので文庫化を待ちます。2026/05/10
APIRU
14
かつての恋人を訪ねていく道中において、さまざまな事件に行き合うミステリー。心中・窃盗・強盗。真相を見抜いたと思ったら、その先にさらに隠された真実があるという構成であり、その謎解きにおいて往年の名作文芸がキーを担っているという点が特徴的です。推理が強引だったり都合の良すぎる感もあったりはしますが、展開の速さとストーリーのドライブ感は出色であり始終読み耽っていました。最後には先の見えない暗夜を抜けて澄んだ月夜に出たような、そんな余韻が残ったものでした。そして、大切な人の幸せを願って騙る優しい嘘が胸を打ちます。2026/05/01
tama
12
家庭で孤独感を募らせていた涼子は家出を決行し、バーのママルナと大阪へ向かう。 ルナの推理と文学の聖地巡礼は楽しい🎶 ツッコミどころは多々ある。涼子の行動は理解不能😆 唐突な展開も散見される😅 泣かせる場面が優しくて温かい🥹 巻末にドラマの出演者と秋吉先生の対談を掲載。 ドラマは見ていないが、設定はいろいろ変えているんだろうな😆 2026/06/09
読侍
12
続編を購入したので本作を再読。家庭に疲れた主婦が忘れられない昔の恋人を探す旅に出る。有りがちなプロットでも秋吉理香子が描けば名作文学ミステリに感動作になるのだからやっぱり凄い。 ルナママの正体は覚えていたがカズト探しの結末は思わず泣いてしまった程にしっかりと忘却していた😑 文庫特典の2話の特別収録掌編もとても心に染みる物語だった😢 ドラマ化でルナママを波瑠さんが演じるけど、端から原作と設定が違って観てはいないが、こんな素敵な物語を局の都合で細かい変更はなしで原作に忠実にドラマ化して欲しいと願うばかり。2026/05/06
tomo
11
☆☆☆☆☆ 4.8 ちょっぴりブラックで湿った感じが好みだったけど、今回の作風はカラッと全然違った。亭主の浮気を疑った妻が、怒り心頭で銀座のクラブに突入寸前。同じビルに入るクラブのママ(超絶美人な元男性)に心情を吐露するうちに、裏切った学生時代の恋人探しの旅へ大阪まで。文学オタクぶりを発揮するママの推理にうなり、不思議な取り合わせの二人についニヤリ。ママのダーリン、学生時代の元恋人の謎、旦那の浮気疑惑も判明し文庫待ちした甲斐があった。2026/05/09
-
- 電子書籍
- 東京大学物語(分冊版) 【第63話】 …
-
- 電子書籍
- 捨てられた聖女はお子さま魔王のおやつ係…
-
- 電子書籍
- ご飯つくりすぎ子と完食系男子【分冊版】…
-
- 電子書籍
- GHQ焚書図書開封2 バターン、蘭印・…




