内容説明
なぜ分厚い「中間層」が消えて格差が拡大しているのか? 子育て支援を強化しても出生率が改善しないのはなぜか? 企業のイノベーションが停滞する本当の理由とは? マクロ経済学の第一人者が、二人の天才経済学者ケインズとシュンペーターが共に重視した人間の衝動や情念に着目し、「心」と「国力」の相関を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おせきはん
25
「失われた30年」の背後にある時代精神について論じられています。数字=利益が絶対になり、人々や社会のあり方=幸福に対する意識が弱くなってきているのではないかの思いを強く持ちました。私が現代の社会に感じている違和感に対する一つの見方を示していただけました。2026/06/07
chiro
1
経済学者による社会論というのが読後の感想。著書の主張を勝手に深読みすれば日本は没落する。そして、米国も。今の時代はAIに象徴される様に「正しい」答えを創り上げる事に価値を与える社会。まさに恣意的に望む者が望む答えを承認する予定調和を希求する社会になってしまっており、著書が語るアニマルスピリッツを希求する事に価値を敢えて求めさえない社会なのだと思う。2026/05/25




