内容説明
夢の世界に生きた十九世紀バヴァリアの狂王の生涯を描いた表題作をはじめとして、サド侯爵、人形、説話、宮廷怪異譚、神話と絵画、植物、昆虫、古本、パイプ、機関車等々、イマジネーションは古今東西縦横無尽に展開していく。著者の思考の源泉がかいま見える、傑作エッセイ二十五編を収録する。
目次
知られざる発明家たち
人形雑感
太陽王と月の王
宇宙論について
植物界のイカロス
ホログラフィ頌
北斎漫画について
お化け屋敷の光源氏
化けもの好きの弁―泉鏡花『夜叉ケ池』公演に寄せて
魚の真似をする人類
パイプ礼讃
世話好きの弁
パリの昆虫館
神話と絵画〔ほか〕
著者等紹介
澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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