内容説明
肌寒くなってきた秋の日。甚五郎と伊蔵はまだお美弥の幽霊を捜していた。ところがひょんな出来事から驚愕の事実が判明する。お美弥の身に起きた悲劇の鍵となるのは、かつて甚五郎が弁天様と交わした約束だった。政五郎と伊蔵のなさけを受け止めて、甚五郎は愛しい妻の魂を成仏させることができるのか。『みぎての左甚五郎』に続く痛快時代小説、待望の第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
67
第2弾。甚五郎の彫ったお美弥の木像に彼女の魂が迷い込み何処へと逃走。妻を成仏させようとしたところ、お美弥は幽鬼になり何処へと。元を正せば甚五郎と天神様の約束でお美弥がお美弥でなくなったわけで、こうなれば琵琶湖・竹生島の天神様に会いに行くしかないと中山道を西へ西へと。そこは左甚五郎の物語、何も起きないわけがない。途中で出会う事情を抱えた人たちを自慢の彫り物で助けついに弁天様の元に。夫が妻を思う心と成仏させたい想いが葛藤、これはツライ。後半のシリアス部分は胸がキューっとなる。弟子の伊蔵の男心に涙がポロリ。2026/04/19
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