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内容説明
「聖地巡礼」から「推し活」まで、心理臨床の場で出会う「好き語り」をどう受け止めるか。サブカルチャーに寄り添いながら考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
田中峰和
5
無名の学生の執筆が多いなか、著名な斎藤環の原稿だけは目立ってしまう。20年も前に「萌え」にくわしい精神科医として有名だった斎藤氏だが、彼によると今は萌えではなく「推し」が席巻している。萌えは受動的だが、推しは能動的なので推し活という言葉が定着している。推し活をガチ恋に転じたい願望が強すぎると、犯罪に繋がってしまう。ライバーの女性が配信中に殺害された事件が記憶に新しい。ライバーという存在は直接ファンから課金され、さらにファンに金銭を要求する者もいる。芸能人のように他者が介在すれば、事件になりにくいのだが。2026/07/10
万論
2
推し活とは、魂の共鳴だったり自己の承認をもとめる手段だったりする。「推し」と表現するだけで自分を開放できる手段として有効であると心理臨床などと肩書がある人が認めてくれる本である。先生ありがとう、私を肯定してくれて。2026/01/28
言いたい放題
1
斜め読み2026/04/27
ハナさん*
0
2026年1月25日発行。県図。借りてはみたが、私の研究や興味関心から外れたものが多かった。キチンと読んだのは、「サブカルチャーと心理臨床」の章の「『機動戦士ガンダム』と私と思春期心性」(葛西真記子)のみ。アニメファンというわけでもない著者が、リアルタイム(再放送)でファーストガンダムに触れた際の感想が、初々しかった。アムロの言動を思春期心性から読み解くあり方は、とても真っ当なものだった。斎藤環の「『萌え』から『推し』へ」もナナメ読み。熊代亨『「推し」で心はみたされる?』への異論(p.90)には賛成だ。2026/06/21
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