内容説明
第169回直木賞受賞作
幕府立ち上げの両輪が決別。その時尊氏は?
室町幕府を支える足利直義と高師直がついに決裂。それぞれを支持する大名たちが入り乱れて争う中、肝心の尊氏はなすすべもなかった。
解説=橘玲
単行本 2023年5月 文藝春秋刊
文庫版 2026年4月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんけんだ
18
上巻で極楽将軍だったよね。弟「直義」ともその頃は争ったりもするが最後はそうくるか。ラスト数十ページで直木賞っていうのがわかる!歴史の中でこの物語か~2026/05/01
ゆうすけ
14
文庫化で上下巻になりましたが、それにしても中々のボリュームでした。せっかく幕府ができたのだし、あとは仲良くすればいいじゃないかと後世の人間から思うのですがそうは簡単にはいかないのが人間の心理。尊氏の無欲さは結果としては、マイナスになったのかもしれないけど、他の武将だったらそもそも室町幕府って成立していなかったのかもしれないので悩ましいです。やっぱり江戸幕府と家康って本当に歴史にちゃんと学んでいて改めてすごいと思った。師直と直義が結局最後はハッピーになっていないのが何とも言えず悲しい結末ではある。2026/05/13
毎日が日曜日
7
★★★★2026/05/24
てったん
5
鎌倉、室町時代はよくわかんなかったですが、この小説で、なんとなく流れがわかり、大変嬉しく思いました!にしても、垣根さん、こんな素晴らしい小説が書けて凄い方だと感服致します。 武士の時代は、生き残りに必死になるところを、結局、皆、死んでしまうのは、しんどい世界だなあと思いますが、尊氏のように野望が無い、という姿はそれはそれで、どうなんだろうな~と思いましたが、素晴らしい小説には変わりありません。2026/05/05
tnyak
5
タイトル通りの将軍だったように思います。読後感良し。 2026/04/28
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