内容説明
世界中で愛されたベストセラーを新たな装いで!
幼児なみの知能しかない32歳のチャーリイはネズミのアルジャーノンと同じ手術を受け超天才に変貌する。全世界が涙した名作の新装版
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まえぞう
33
知的障害のある主人公が、ハツカネズミ(アルジャーノン)でうまくいったと思われた外科手術を受け知能を回復していき、それが壊れていく物語です。知能が上がっていく、また、下がっていく過程を、言葉の変化で表現していて、「英語だとどんな感じなんだろう?」と思わせます。アルジャーノンの動きに退行の兆しが現れ、そして死んでしまった時、主人公が感じた不安は計り知れません。下手に知識を得てしまったがゆえに、下降していく時の辛さが伝わってきます。2026/06/06
naniwoyomu
32
おすすめ。 #悲しい #感動 #幸せとは #考えさせられる
千加
15
読後にもう一度読み返す事でこの本が伝えたかったことを理解した。ダニエル・キイスの伝えたかったこと。辿々しい日記形式で書かれていたのは知能が低いということの大変さを読者に伝える為。前半は読み辛いというストレス。主人公のチャーリーは素直な努力家だった。自分に置き換えながら物語を読むと、チャーリーが教えてくれたことがとても大切なことだと分かる。どんなに知能が高くても他者を思いやる心が無ければ、その者は疎ましく危険で孤独。人の痛みが分かる人で無ければその知能は良く活かされない。無い方がマシなのだ。IQよりEQ。2026/06/03
thief cinematic
7
情緒の大切さを感じた。人間は、いや、生き物は周りに助けられながら生きていく存在なのだと思う。チャーリイも周りに理解されない苦悩の中で必死にもがいて、自分の結末を知りながら時間を過ごすのは怖かったと思う。 人との繋がりは知能やコミュニケーション能力だけで培われるものではないと感じた。2026/06/29
翡翠 菫
5
タイトルのアルジャーノンとは、知的障害者の主人公チャーリィと同じ実験の被検体のネズミのことです。チャーリィが賢く頭脳明晰になっていき、やがて思い出や過去の真実を知って自省し、見えていなかった自分を取り巻く世界を理解して絶望し、元の知能に戻っていくこの物語は、文章でないと(作者&訳者の技量が光る)凄味が伝わらないから実写化は難しいだろうな。えっ⁉実写ドラマ化されてた?そう⋯2026/06/06




