内容説明
ヘチマなりの顎をぶらさげた、北町奉行所例繰方見習・仙波阿古十郎。難解な怪事件に鮮やかな推理で大活躍。探偵小説史に残る、本格ミステリ捕物帳。上巻に12話、異稿1篇を収録。
*目次
捨公方/稲荷の使/都鳥/鎌いたち/ねずみ/三人目/紙凧/氷献上/丹頂の鶴/野伏大名/御代参の乗物/咸臨丸受取/猫屋敷(「都鳥」の異稿)/三一書房版全集解説(都筑道夫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
cloud9
1
表紙の面白い顔に釣られて名前だけ聞いたことのある作家に挑戦。耳馴れない言葉がポンポン出てきて、話がポンポン進んでいくので焦りましたが、なんだかそのポンポン具合がクセになる感じ。トホンとした顔って?と表紙を見返してみたけど、はい、これ頻出用語ですよー。解説で後半はすでに作者が飽きていたとあるのですが…下巻、読む?2026/05/14
アル
1
小学生の時に読んだ名探偵図鑑的な本で知って以来、ずっと読んでみたかったシリーズ。 実際に読んでみるとのっけから役目を放り出して放浪していたりして、主人公の自由奔放っぷりが想像を遙かに超えていた。 上手いと思ったのはライバル役の藤波友衛のキャラ付け。性格に問題ありだが決して無能でも卑怯者でも無い。こういうライバルだからこそ、その上を行く主人公のすごさが際立つ。2026/04/20




