創元SF文庫<br> 精霊を統べる者 上

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創元SF文庫
精霊を統べる者 上

  • 著者名:P・ジェリ・クラーク【著】/鍛治靖子【訳】
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • 東京創元社(2026/04発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488622114

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内容説明

19世紀後半、伝説の魔術師アル=ジャーヒズがジン(精霊)の世界の扉を開き、世界は一変した。ジンの魔法と科学の融合によりエジプトは急速な発展を遂げるが、アル=ジャーヒズはなぜか姿を消す。それから40年後、世界都市となったカイロに彼の名を名のる謎の男が現れ、彼を崇拝する人々を焼きつくした。エジプト魔術省の敏腕女性エージェント・ファトマは、恋人の女性シティ、新人パートナーのハディアと捜査に乗り出す。ネビュラ賞、ローカス賞など4冠に輝き、『SFが読みたい!』ベストSF2024海外篇第1位に選ばれた、新鋭の第一長編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たこのまくら

4
設定が大変好み。舞台がエジプトってのが堪らん。精霊世界との門が開かれた19世紀初頭。ようやく女性の参政権が認められ、活躍の舞台が広がってきたという時代。スーツを着て恋人に女性を選ぶ主人公(女性)はこの時代ではかなり先をゆく存在で、そういった側面も書きたかったのかな。エジプト、というかアラビア世界ではジンや天使がいるのであれば、日本だったら妖怪とか八百万の神が共存しているのかしらん。そんなことを考えると面白い。2026/06/07

オガT

4
この世界観に入り込むまではかなり時間がかかったが、話が進むにつれてキャラクターや魔法世界などにも理解が進み、面白くなってきた。さて下巻はどうなる?2026/05/22

たかあき

3
「お前等こういうの好きだろ」をごった煮にしたような海外小説。上巻の終わりではまだ盛り上がりきらない。文庫本で上下巻共に1,300円。買うのが本当に大変。月に何冊も読む人だと、値段だけで諦める事もあるのではないかという価格。そこに「洋書は高い」という印象が加わると「高い洋書」というだけで手に取られなくなるのではないかという恐れがある。感想は下巻読後に。2026/06/08

黒い森会長

2
2021年刊。ネビュラ賞、ローカス賞など受賞。1912年のエジプト。消えた魔術師アル=ジャーヒズを、名乗る男が、秘密結社のメンバーを惨殺。政府に対し反旗を翻す。対する主人公は、エージェント・ファトマとシティ。相棒のハディア。上巻のラストは、ファティマの所属する錬金術・魔術・超自然存在省がぶっ壊され、「世界の時計」の設計図が盗まれる。アラブ世界の単語・言葉が多く、逆に、そこさえ乗り越えればすごく面白いSF。さて、2年後の1914年、世界大戦が起こるのか。2026/05/01

sige

0
表紙が地味 ごみの散らばる茶色っぽい街並みにスチームパンクっぽいロボットや飛行船、ビルの向こうにピラミッド。と、日本人のイメージするエジプトの街並み。でも作品はもっとカラフル。 「ファティマはいつものように山高帽をはじいた。今日は鮮やかなバーガンディ色のスーツに、ブローケットのベストだ。襟元はクラブカラー、ローズブラッシュ色のピンストライプのシャツの上に、濃いオリーブ色のタイを銀球のついたピンでとめている。」p141-142 この後のダンスシーンあたりを表紙にしていれば3割くらい売上が増えたんじゃないかと2026/06/08

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