内容説明
19世紀後半、伝説の魔術師アル=ジャーヒズがジン(精霊)の世界の扉を開き、世界は一変した。ジンの魔法と科学の融合によりエジプトは急速な発展を遂げるが、アル=ジャーヒズはなぜか姿を消す。それから40年後、世界都市となったカイロに彼の名を名のる謎の男が現れ、彼を崇拝する人々を焼きつくした。エジプト魔術省の敏腕女性エージェント・ファトマは、恋人の女性シティ、新人パートナーのハディアと捜査に乗り出す。ネビュラ賞、ローカス賞など4冠に輝き、『SFが読みたい!』ベストSF2024海外篇第1位に選ばれた、新鋭の第一長編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たこのまくら
4
設定が大変好み。舞台がエジプトってのが堪らん。精霊世界との門が開かれた19世紀初頭。ようやく女性の参政権が認められ、活躍の舞台が広がってきたという時代。スーツを着て恋人に女性を選ぶ主人公(女性)はこの時代ではかなり先をゆく存在で、そういった側面も書きたかったのかな。エジプト、というかアラビア世界ではジンや天使がいるのであれば、日本だったら妖怪とか八百万の神が共存しているのかしらん。そんなことを考えると面白い。2026/06/07
オガT
4
この世界観に入り込むまではかなり時間がかかったが、話が進むにつれてキャラクターや魔法世界などにも理解が進み、面白くなってきた。さて下巻はどうなる?2026/05/22
たかあき
3
「お前等こういうの好きだろ」をごった煮にしたような海外小説。上巻の終わりではまだ盛り上がりきらない。文庫本で上下巻共に1,300円。買うのが本当に大変。月に何冊も読む人だと、値段だけで諦める事もあるのではないかという価格。そこに「洋書は高い」という印象が加わると「高い洋書」というだけで手に取られなくなるのではないかという恐れがある。感想は下巻読後に。2026/06/08
黒い森会長
2
2021年刊。ネビュラ賞、ローカス賞など受賞。1912年のエジプト。消えた魔術師アル=ジャーヒズを、名乗る男が、秘密結社のメンバーを惨殺。政府に対し反旗を翻す。対する主人公は、エージェント・ファトマとシティ。相棒のハディア。上巻のラストは、ファティマの所属する錬金術・魔術・超自然存在省がぶっ壊され、「世界の時計」の設計図が盗まれる。アラブ世界の単語・言葉が多く、逆に、そこさえ乗り越えればすごく面白いSF。さて、2年後の1914年、世界大戦が起こるのか。2026/05/01
sige
0
表紙が地味 ごみの散らばる茶色っぽい街並みにスチームパンクっぽいロボットや飛行船、ビルの向こうにピラミッド。と、日本人のイメージするエジプトの街並み。でも作品はもっとカラフル。 「ファティマはいつものように山高帽をはじいた。今日は鮮やかなバーガンディ色のスーツに、ブローケットのベストだ。襟元はクラブカラー、ローズブラッシュ色のピンストライプのシャツの上に、濃いオリーブ色のタイを銀球のついたピンでとめている。」p141-142 この後のダンスシーンあたりを表紙にしていれば3割くらい売上が増えたんじゃないかと2026/06/08
-
- 電子書籍
- 殺し屋中学生 ~HITMAN GIRL…
-
- 電子書籍
- プロポーズを夢見て【分冊】 7巻 ハー…
-
- 電子書籍
- 三十路病の唄【単話版】 31 トレイル…
-
- 電子書籍
- つかえて!コハル 新装版
-
- 電子書籍
- 歯周病専門医が教える糖尿病がよくなると…




