内容説明
ジン(精霊)と人間、魔法と蒸気機関が混じり合うエジプトの世界都市カイロ。伝説の魔術師アル=ジャーヒズに成り済ます黄金の仮面の男は、この街の各所に姿を現し、不満をかこつ貧しい民衆を巧みに煽動しはじめる。さらに男は、屍食鬼(グール)の群を率いて魔術省を襲撃し、世界を滅ぼしかねない恐るべき秘密を奪ってゆく。おりしもカイロには、首脳会談のため欧州列強の名だたる要人が訪れていた。彼らが集まる園遊会の席上、またしても男が現れ、大混乱を引き起こす。ファトマたちは男の正体と真の狙いを暴き、世界の危機を収拾することができるのか?/解説=渡邊利道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
16
下巻に入ると、かなり面白くなる。話の展開がいいね。しかし、さすがのジンも人間社会で暮らしていると、人間っぽくなるのかな。機械仕掛けの大魔神みたいなが出てきた時は、少し引いたけど、ピークはそこじゃなかったというのも良かった。ジンのいる世界、とても魅力的で、短編も含めた他の作品も読んでみたいと思った。2026/07/02
lovemys
10
下巻はますますスチームパンクっぼく、そこに精霊などなどのファンタジーが入り込んで、物語がすごく膨らみ、ハチャメチャのドタバタで楽しかった。やっぱり世界観ありきのストーリー展開で、入り込めないと読めないような文章が散見され、少し理解が難しいと感じたが、映像で観れたらさぞ楽しいだろうと思った。大好きな世界観だったので、存分に楽しめた。シティが良い!!!(*´ω`*) クリムゾンのジン、カッコいい♡2026/08/21
たこのまくら
7
なんか展開がハリウッド映画とか漫画みたいだなーと思った。派手で映像が頭に浮かびやすい。ファトマのスーツやハディアのヒジャブの色なんかも毎回細かく記述してくれるから、映像というものをかなり意識しているのかもしれないな。作中何度も言及される過去譚は今度出るから読むけれど、続編は書いてくれるのかしらん。イフリート以外のジンの活躍も読みたい。2026/06/17
たかあき
5
精霊が解放され斜め上に進歩したエジプトが世界の中心になった世界。そこで起こる精霊絡みの事件。まあある物語ではあるが舞台がエジプトということで多宗教の混じった世界が描かれている。主人公は男装の女性エージェント。その恋人が女性というのは今風なのか作者の趣味か?まあかといって出てくる男性陣に魅力がないかといえばそうでもないので、そこはあまり気にならない。カオスな世界観でありながらもストーリーは一本筋なので最後は綺麗にまとまる。また今後作中でエピソード0の様に語られる事件が日本でも出版されるらしい。2026/06/17
たかぴ
4
精霊達には精霊達の社会があるんやなあ。 魔法が掛けられている事にすら気付く事が出来ないって強制力がとんでもないな。2026/07/20




