朝日文庫<br> 小児科ドクターのあんしん保育園

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朝日文庫
小児科ドクターのあんしん保育園

  • 著者名:藤山素心【著者】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 朝日新聞出版(2026/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022652324

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内容説明

〈保育園に預けた経験のある保護者なら、一度は考えたことがないだろうか。
37.5度と37.4度の違いは、いったい何なのだろうかと――〉

ここ「あんしん保育園」に、そのボーダーラインは存在しない。

“ブラック保育園”を転々としてきた保育士歴十二年の堤 遥夏は、今までとはまったく違う保育体制に戸惑ってばかりの日々をすごしていた。
この園が普通ではない理由――まずは、園長先生が長い白衣に聴診器を下げた、おじいちゃん小児科医であることだ。さらには登園時にICカードをタッチするだけで電子連絡帳が連動して開かれ、お散歩では保育士がインカムとボディカメラで連絡を取り合いながら安全に公園に向かい、保護者は職場から我が子の食事風景を動画で見守ることまでできる。
働く子育て世代の様々な「あったらいいな」を叶えてくれるこの保育園に、今日も悩める保護者たちは安心を求めて訪れる。

二歳二か月の娘は、器用に野菜だけを取りのぞいていく。断固として野菜を食べない我が子と繰り返される戦いの日々に頭を悩ませている父親 は、あんしん保育園から娘がナスを食べたという報告を聞き衝撃を受ける。実は家で野菜を食べないことには、意外な理由があり――。(【第二話】楽しいごはんと栄養素)
 
「三歳の壁」に直面して転園先を探す保護者に、第一希望の保育園から「おむつが取れていなければ困る」と言われてしまう。なかなか進まないトイレ・トレーニングに頭を悩ませていたある日、娘のお尻を拭いたお尻拭きに真っ赤な血がついてしまう――。(【第三話】子どもたちのトイレ事情)

登園時の微熱、食べない野菜、発育や発達など――迷うことばかりなのに、世間に溢れる情報はばらばら。正解が見えない子育てに立ちすくむとき、この「あんしん保育園」では小児科医のおじいちゃん園長先生が、そっと道を照らしてくれる。
はじめて親になるのだから、知らなくてあたりまえ。現役小児科医が描く、読むだけでちょっと気持ちが楽になる医療×育児小説。

《もくじ》
【第一話】園長先生は小児科医
【第二話】楽しいごはんと栄養素
【第三話】子どもたちのトイレ事情
【第四話】乳幼児健診 エブリデイ
【第五話】優しさの成分

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

読書家さん#初代gKP5Xz

3
おじいちゃん小児科医が園長を務める保育園で、発熱やトイレトレーニングなど、五つのテーマについて書かれた短編集。最近は共働きも増えて、急な呼び出しや子供との関わる時間が少ないと自責する人たちも周りにもおり、それを優しく包み込んでくれるような先生の温かさ。こんな保育園があったら安心するだろうなと思う。 そして、保育園で働く人たちの大変さを知り、小さな命を預かってくれている先生たちの待遇がもっと良くなればいいのにと思った。2026/03/16

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