角川書店単行本<br> 花檻の園

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¥1,925
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角川書店単行本
花檻の園

  • 著者名:北沢陶【著者】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • KADOKAWA(2026/03発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041169568

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内容説明

大正14年新世界。中学生の朔哉は母譲りの美貌でもてはやされているが、
“見世物”のようで不満を抱いていた。ある日、遊園地「ルナパーク」の跡地に行くとなぜか眩い光を発して蘇っている。
その日から奇妙なことが起こって――

横溝正史ミステリ&ホラー大賞三冠作家による、新たな恐怖と悲哀

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

136
北沢 陶、2作目です。本書は、ルナパーク花朔耽美幻想譚でした。澁澤 龍彦の世界観、今後も期待出来そうです。しかし新世界がパリをモデルに造られたとは知りませんでした(笑) https://www.kadokawa.co.jp/product/322509000307/2026/03/18

さこぽん

30
体から花が生えてきた。朔哉の体から生えてきたその花は体の一部と化し、切れば流血し猛烈な痛みを伴う。どうしてこんなことに?姉を殺した罰なのか?転校生の青路とともに調査を始めるのだけど、この二人の関係もBLちっくでツボる。天性の美貌の朔哉が花を纏った姿が妖艶で魅了された。3作目も面白かったです。2026/03/20

糸巻

27
大正時代の大阪新世界を舞台にしたゴシックホラー。障害を持つ姉の世話をする事が生きがいになっていた美少年・朔哉。転校生の青路に誘われ、姉が亡くなった廃遊園地ルナパークを訪れてから朔哉の体に異変が表れる…。わぁーこれは痛い痛い…。怖さ・気持ち悪さよりも痛みを想像して寒気がする。主人公が美し過ぎるがゆえに周りが放っておかない環境も息苦しい。巫女の助けや、カフェで働く駒子、それからやっぱり青路の存在がものすごく救いに感じる。カバーイラストは美しいんだけどね、痛いんですよ…。2026/03/23

YUUUUMI

16
美しい表紙の世界観をそのままに描かれる大正ゴシック・ホラー。美貌の主人公である朔哉の身に起こる奇妙な出来事を共有する青路の二人が謎に迫る。まるで『地獄楽』のような花の描写は『地獄楽』では死を意味しているが、こちらではどうなっていくのか不気味な展開だ。人の念の深さは計り知れないということだろうか。怖さはそんなに感じず、所々ゾワゾワとなる、余韻の残る作品だった。2026/03/28

みや

15
大正14年、大阪新世界。姉を亡くした中学生が廃遊園地で怪異と出会い、身体から花が咲き始める。過去作ほど夢中にはなれなかったが、BL風味の漂う耽美な空気感が薄ら寒くて大好き。麗しい少年が周囲の心を壊し、周囲の男たちが少年の尊厳を毟り取る。体の一部として生える花はグロテスクでエロティックで、多種の花が全身に絡み付く美少年を想像するだけで惚れ惚れした。体と心の痛みに耐えながら強引に剥がされ奪われ愛でられる朔哉を可哀想に思うほど背徳的な愉悦が増していく。見世物=アイドルを連想すると更に罪悪感に苛まれた。たまらん。2026/03/15

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