内容説明
闇バイトの黒幕を、始末せよ。
「世の中には騙す側と騙される側しかいない。
どうせなら騙す側でいた方が、人生楽しいじゃんか」
すべての被害者の裏には実行犯がいて、
すべての実行犯の陰には指示役がいる。
その根元にいる黒幕の名は、“ショウ”。
闇に紛れたその正体は、警察さえも捉えられない。
そして、正しく裁けぬ悪人の背後には、ハングマンが忍び寄る――!
復讐代行チーム〈ハングマン〉の活躍を描く大好評シリーズ第2弾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
254
中山 七里は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。復讐代行チーム〈ハングマン〉シリーズ第2弾、今回は特殊詐欺グループを鵜匠に見立てた物語でした。私の父も特殊詐欺に引っ掛かりそうになりましたが、どんどん巧妙化しているようです。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639207712026/05/13
いつでも母さん
151
現実の諸々の事件が頭に浮かんでは消え、いや消えないで・・浮かぶ浮かぶ。私刑執行なんて許されないのは分かってる。わかっててもなお、行き場のない怒りと悲しみに打ちのめされる被害者を思うとやっぱりやり切れず・・願ってしまうのだ「どうぞ、鉄槌が下りますように」と。ハングマンシリーズの第2弾!これは中山さんが描くエンタメと割り切って読むっきゃない。2026/04/22
タイ子
104
詐欺、悲しいかな注意喚起をしていても騙される人がいる。何で?何で騙されるんだ。と、日々のニュースを見ながら私だけは絶対と自分に確信を抱きながらいるのだが。前作で現れた復讐代行業の面々、彼らに何らかの接点がある者が加害者なり、被害者になる今作。警視庁捜査一課の刑事・瑠衣は警察側とハングマン側とのハザマで今なお葛藤しながらの日々。詐欺の下っ端を逮捕したところで上にいる者の正体さえ不明の中、あるワードを見つける。そいつの居場所は海外。面白い展開、出来すぎ感満載に目が離せない。詐欺師たちの暗躍は今日も何処かで。2026/03/27
いたろう
88
中山印・現代版必殺仕事人とでも言うべきシリーズの第2弾。警視庁捜査一課でも、犬養刑事のいる麻生班でも、宮藤・葛城刑事のいる桐島班でもない、地味な宍戸班の女性刑事・春原瑠衣の、事件の解決方法は復讐(?) 今作で、瑠衣、鳥海、比米倉の、必殺仕事人=ハングマン・チー厶(?)の相手となるのは、自らは手を汚さず、「鵜匠」のように人を操って、詐欺などの犯罪を犯している悪の元締め。前作で彼らは、ハロウィーンでごった返す渋谷で、ある作戦を決行したが、本作では、作戦の舞台が、またとんでもない場所で驚かされる。次作も楽しみ。2026/09/10
itica
85
ハングマン(私刑執行人)シリーズ2。巷にはびこる〇〇詐欺は益々手口が巧妙になり、末端の闇バイトに群がる働きアリも未だ絶えることがない。餌食となった善良な被害者の依頼にハングマンはどう応えるのか。救いのない話に苛立ちばかりが募っていたのに、この結末に少しも気が晴れなかった。実際にもこんな犠牲者がいるのかと思うと… 2026/05/11
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