内容説明
闇バイトの黒幕を、始末せよ。
「世の中には騙す側と騙される側しかいない。
どうせなら騙す側でいた方が、人生楽しいじゃんか」
すべての被害者の裏には実行犯がいて、
すべての実行犯の陰には指示役がいる。
その根元にいる黒幕の名は、“ショウ”。
闇に紛れたその正体は、警察さえも捉えられない。
そして、正しく裁けぬ悪人の背後には、ハングマンが忍び寄る――!
復讐代行チーム〈ハングマン〉の活躍を描く大好評シリーズ第2弾
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
129
現実の諸々の事件が頭に浮かんでは消え、いや消えないで・・浮かぶ浮かぶ。私刑執行なんて許されないのは分かってる。わかっててもなお、行き場のない怒りと悲しみに打ちのめされる被害者を思うとやっぱりやり切れず・・願ってしまうのだ「どうぞ、鉄槌が下りますように」と。ハングマンシリーズの第2弾!これは中山さんが描くエンタメと割り切って読むっきゃない。2026/04/22
タイ子
78
詐欺、悲しいかな注意喚起をしていても騙される人がいる。何で?何で騙されるんだ。と、日々のニュースを見ながら私だけは絶対と自分に確信を抱きながらいるのだが。前作で現れた復讐代行業の面々、彼らに何らかの接点がある者が加害者なり、被害者になる今作。警視庁捜査一課の刑事・瑠衣は警察側とハングマン側とのハザマで今なお葛藤しながらの日々。詐欺の下っ端を逮捕したところで上にいる者の正体さえ不明の中、あるワードを見つける。そいつの居場所は海外。面白い展開、出来すぎ感満載に目が離せない。詐欺師たちの暗躍は今日も何処かで。2026/03/27
Ikutan
53
ハングマン第二弾。正しく裁けぬ悪人を、ハングマンは絶対、許さない。今回のターゲットはトクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)の首謀者。闇バイトで集まったメンバーが引き起こす、特殊詐欺や強盗、窃盗などの組織犯罪では、実行犯が逮捕されても、直接手を汚さない上層部には辿り着かない。巧妙な手口で騙される被害者。巧みな誘導で巻き込まれ脅され抜けられない闇バイト。絶望して自殺する者も絶えない。私刑は許され無いことだけれど、これは、彼らをつい応援してしまいますね。それにしてもフィリピンの収容所の実態にはびっくり。2026/04/20
PEN-F
36
特殊詐欺をテーマにした内容でした。ここ数年であからさまに怪しい電話とかショートメッセージが増えてきた。Amazonを騙ったりNTTだったり東電だったり銀行だったり佐川急便だったり....そんなときに頼りなるのが今作の主人公ハングマン。特殊詐欺の黒幕を探し出し息の根を止める。毒には毒をもって制すという言葉がぴったりの面白いお話でした。2026/03/17
nyanco
33
ハングマンシリーズ 第2弾 頭脳担当の比米倉内記がメインキャラに 比米倉の大学の後輩が強盗事件を起こし、逃走中に殺される。闇バイト、特殊詐欺が今回のテーマ。出し子、掛け子は捕まるがなかなかボスのショウにたどり着けない。その後がきになっていた瑠衣は、警察内部の情報をチームにリンク。ボスのショウはなかなか姿を見せない。ホンボシがフィリピンの刑務所内にいたり…とリアルネタとリンクが巧いのも七里さん。犯人の幼少期が描かれ、「鵜飼殺し」のタイトルに繋がるのもお見事。→続2026/04/07




