河出文庫<br> 黄金仮面の王

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河出文庫
黄金仮面の王

  • ISBN:9784309468303

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内容説明

金の仮面を纏う病める古代の王、遥か未来の燃え盛る終末世界……ボルヘスや澁澤龍彦に影響を与えた〈象徴主義世代の中で最も優れた短篇作家〉待望の文庫オリジナル傑作選。新訳5編を含む全22編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

rinakko

10
さっと手に取れる選りすぐりのシュオッブ、なんて素晴らしい。新訳以外の『マルセル・シュオッブ全集』収録作は再読。全集では手軽に読み返せないので、とてもありがたい一冊だ。今回のお気に入りは表題作と『卵物語』『眠れる都』『木の星』『パオロ・ウッチェロ』『リリス』『ベアトリス』『擬曲(ミーム)』『平底船(バルジュ)の少女』。2026/03/24

miubw

3
・地上の大火・黄金仮面の王・キャプテン〜・卵物語・未来のテロ・エンペド〜・バーク、ヘアー両氏・ペスト・顔無し・眠れる都・ウォルター〜・列車〇八一・贋顔団・パオロ〜・青い国・運命を〜・リリス・阿片の扉・ベアトリス・擬曲・平底船の〜。全集は物理的に重すぎて全然読めず積読のまま。文庫が出てありがたい。 内容はどれもアイデアある短篇でつまらないものは一つもなかった。でも特別な作家とかは思わなかったかな。表題作と架空の伝記もの、リリス、ペスト、顔無しが好き。顔無し「先端の赤い二本の円筒」という表現と展開にびっくり。2026/03/23

iwasabi47

3
何処かで読んだ既視感ある文。物語なのか修辞なのか教養がないので根拠が無い。後世著述家達の源流か。全集も読みたくなるではないか。やはり教養がないので解題あると嬉しいな。“嘘つき”2026/03/18

KOSUKE_books

3
個人的にはシュオッブの文庫化は百年の孤独よりも重大な事件だと思う。幻想文学の深奥とも言える作家をこんな手頃なサイズで読めるのはひじょーにありがたいのだ。こんな表現や修飾があるのかと、文学の新たな扉を開いたかのような気分になった。シュオッブから幻想文学がどんな広がりを見せたのかも気になった。ボルヘスや澁澤龍彦も読んでみよう!2026/03/18

19番ホール

1
幻想文学の大家の名編を集めた短編集。不勉強でぜんぜん知らないひとだったが、たしかに短編とは思えない強烈な質量と筆致。ボルヘスや澁澤龍彦が言及するのも納得した。物語の筋があるものより、散文詩ぽい、表現と情景を味わう短編のほうが印象に残った。──「王は黄金の仮面をさし上げた。黒い玉座の上に立ちあがり、一同のざわめきと愁嘆のうちに、仮面の両側についている鉤を、苦痛の叫びとともにわれと我が眼に突き立てた。」2026/03/20

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