プロ野球1年目の分岐点 - 25歳の落合、18歳の大谷

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プロ野球1年目の分岐点 - 25歳の落合、18歳の大谷

  • 著者名:中溝康隆
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2026/03発売)
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  • ISBN:9784569860756

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内容説明

プロ野球史に名を刻んだ名選手たちには、必ず“最初の一年”があった――。本書は、スター選手たちの華やかなキャリアではなく、新人時代という最も不安定で、最も人間らしい時期に焦点を当てた野球ノンフィクションである。本書で語られる新人時代のエピソードは、決して成功譚だけではない。失敗、葛藤、評価の揺らぎ、そして自分自身との対話。だからこそ、野球を知る読者には新たな発見を、野球を詳しく知らない読者にも普遍的なドラマを提供する。一軍のベンチ、二軍のグラウンド、観客席、メディア――それぞれの視点が重なり合い、選手たちの輪郭は立体的に浮かび上がる。結果だけを知っている私たちが見落としがちな「その裏側」を、記録・証言・当時の空気感を丹念に掘り起こしながら描いていく。そこにあるのは、才能の物語であると同時に、環境・偶然・選択が交錯する“人生の分岐点”の記録だ。「結果を出した選手」ではなく、「結果がまだ出ていなかった瞬間」に光を当てることで、プロ野球という世界の残酷さと優しさ、そして人が成長していく過程のリアルが見えてくる一冊。栄光の前夜を知ることは、ヒーローの見え方をきっと変えてくれる。 【本書で取り上げる選手の一部】●25歳のオールドルーキー 落合博満 ●打率0割台のルーキー 松井秀喜 ●「三振王」と野次られた背番号1 王貞治 ●二軍落ちを喜んだ大魔神 佐々木主浩 ●二軍の首位打者“鈴木一朗” イチロー ●陰のMVP左腕 岩瀬仁紀 ●地獄の猛練習から這い上がった男 新井貴浩 ●アンチ巨人のゴールデン・ルーキー 岡田彰布 ●デビュー戦視聴率36.4% 江川卓 ●ゴールデン・ボーイ誕生 長嶋茂雄 ●二刀流の分岐点 大谷翔平

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

49
プロ野球の世界も、どの球団に入団するのか、そこでどんな指導者がいるのか、そんな運、不運は大いにあると思います。ONから大谷まで1年目の記録が描かれています。もっとも、ここに登場する選手たちは、その後活躍されているので、挫折よりも自信と希望が大きかったのだと思います。やや強引に感じますが、リレー形式で綴られていく構成は、分岐点が紙一重なのかもしれないと感じさせてくれます。2026/05/26

MAKOTO

5
1年目なんてあんま興味ないな、と思ってたけど、サンプル読んでたら面白くてそのまま購入。最初から活躍した人もいれば苦しんでた人もいて本当に十人十色。一つ共通点があるとすれば、皆前向きに努力していたということか。もうそんな若い時代には戻れないけど、やっぱり努力の先にしか栄光はないんだな、と改めて思う。2026/04/30

スコットレック

5
長い歴史を誇るプロ野球、流石に網羅しきれない選手も多かったか。村山実、江夏豊、稲尾和久(一年目で防御率1点台!)etc・・。もし可能ならば続編も読んでみたい。それと選手最後の年なんかも。驚くのは松坂大輔と田中将大。球史に残る大エース二人(ともに高卒)が平気で150球完投等をしていること。高卒投手が規定投球回に達することすらもはやないのではとすら思える。(本人に馬力があっても育成方針などで)たがだか20年かそこらで価値観というのはこんなに変わるのかと考えさせられる2026/04/17

ちび太

5
松坂、上原の1年目の活躍は記憶にあり、本書で鮮明に思い出された。特に高卒投手は大事に育成する傾向にある。松坂大輔のような1年目の活躍は、もう見られないのだと思う。2026/03/28

knockknock

3
80−死亡遊戯最新作、今回も安定の面白さ。松坂や野茂など1年目から注目されてた側と、落合や佐々木など1年目はさほど目立ってなかった側の対比も面白い。ここまでくるともはやプロ野球のエピソードをどの角度で切り取るかというだけなんだけど、どう切ってもクオリティ高いから凄い。2026/05/10

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