内容説明
家づくりが生き方を澄ませてゆく。
女が家をもつ困難を乗り越えて
「私」の家ができるまで。
東京で慌ただしく過ごした日々から離れ、山梨にある築130年の古民家へ。 住まいに併設した紹介制の宿「遠矢山房」を営みながら、 2人の子供、1匹の犬と暮らしはじめる。 家の購入から改修、毎日の手入れ、女が家をもつということ。
やさしく、しゃんと生きる。
著者の住まいへの願いと愛しさが詰まった
「家」を見つめたくなる一冊。
目次
序 住まいをつくる
ぶどう畑の小さな家
寿木邸 間取り図
過去を澄ます
名を澄ます
未来を澄ます
日々を澄ます
心を澄ます
[column]
家に値段を付ける/最大の防犯は挨拶である/引越しそば/玄関先の教え/外構は暮らしながら
[特別寄稿]
寿木邸のこと(坂野由美子)>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みやこ
2
山梨の古民家で宿「遠矢山房」を営む文筆家・寿木けいさん。前作「わたしの美しい戦場」を読んだ時、美しい宿の全貌を見てみたいと思った。その願いを叶えてくれた本作。縁側から庭を望む書院造りの客間と、家族がくつろぐリビングダイニング。さまざまな作業ができる大きなモルタルの作業台が置かれたキッチン。本棚が造作された廊下を隔てて北側には住人のプライベートなスペース。手書きの間取り図を眺めながら作者がこの家を造りあげていった心的プロセスを聞かせてもらった。家に対する考え方に影響を与えてくれた忘れられない一冊となった。2026/03/12




