内容説明
その勉強で養われる「頭のよさ」とは?
日本の受験は世界と比して驚くほど独自の進化を遂げている。
偏差値というたった一つの物差しが「公平性」を担保し、
子どもたちは最短で正解に至るパターン学習が求められる。
そうして身についた学力は、複雑化した社会を生き抜く礎となるのだろうか。
教育に携わり、海外の事情にも明るい著者二人が、
首都圏で過熱の一途をたどる中学受験や、
試験問題を解くことが目的化している大学受験に警鐘を鳴らす。
複雑で正解のない時代、子どもの学力をどう育むべきかを考察する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鴨長石
4
全体として、日本の教育・入試は遅れている、欧米の教育を見習うべき、という趣旨。個々では頷ける点もあるが、そもそも教育の良し悪しは追跡調査をしない限りわからないのではないだろうか。今世界で最も人材輩出の勢いがあるのは中国だと思うが、中国は日本を超える東アジア的競争教育の国である。ペーパーテストでは多様性が確保されないと言うが、様々な活動成果を求めるほうがよっぽど経済力・コネが必要で、一様な人間が集まってしまう気がする。ただ、大学入試で自分の意見をしっかり表明しない答案が増えているというのは気がかりではある。2026/03/25
ナポリノロク
2
読んだので登録。言ってることは分かるのだけど、「あんなことやってないで、こういうことやっておけばよかった」って言う時、本当に「あんなこと」は不要だったのか?両方やっとけばよかった、ではないのか?といつも思う疑問には答えてもらえなかった。まあ作問、採点する方が大変ていうお話は聞いたことなかったので視界が広がってよかった。2026/03/17
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