内容説明
ぼくは、ひょうです。みてください。ぼくのきれいなはんてんを。つやつや、ぴかぴか、すてきでしょう。ぼく、とてもじまんなんです。ところが…
著者等紹介
工藤直子[クドウナオコ]
1935年生まれ。詩人、童話作家。『てつがくのライオン』(理論社)、日本児童文学者協会新人賞。『ともだちは海のにおい』(理論社)、産経児童出版文化賞。『のはらうた』(童話屋)、野間児童文芸賞。また、2004年、それまでの創作活動に対して、巌谷小波文学賞を受ける
和田誠[ワダマコト]
1936年大阪生まれ。グラフィック・デザイナー、イラストレーター。59年多摩美術大学卒業。装丁、挿絵、絵本、翻訳などのほか作詞、映画監督としても活躍。74年講談社出版文化賞ブックデザイン賞、93年講談社エッセイ賞『銀座界隈ドキドキの日々』(文藝春秋)、94年菊池寛賞、96年第三回日本絵本賞『ねこのシジミ』(ほるぷ出版)、97年毎日デザイン賞受賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
49
ぼくは、ひょうです。みてください。ぼくのきれいなはんてんを。つやつや、ぴかぴか、すてきでしょう。ぼく、とてもじまんなんです。ところが… ■朴訥とした豹の絵本を読みました。あははは…それは大変!どうしましょ? ■いやいや、豹にとっては一大事。はてさてどうなることかしら? 和田誠さんの絵は 詩人の絵本に ほんとハマりますね。工藤直子さんの瑞々しく美しい文と、和田誠さんのシンプル カラフルな絵で、豹の困っちゃった感じがよく伝わります。■なんやかんやで、ひょう よかったね ( ' ᵕ ' ) (1975年)(→続2019/10/18
東谷くまみ
40
一日の終わりにこんな素敵なお話を読めることに感謝!楽しくてほっこり、優しい気持ちでいっぱい🥰工藤直子さんの歌うようなリズミカルな文章と和田誠さんの味のある絵。「だいじなもんだからいやだい」と言いながらはんてんをあげちゃうひょうくんのおっとりのんびり具合がもう可愛くて。森の賢者マントヒヒに知恵を拝借、その後の展開にわぁ!と声をあげてしまうこと請け合い✨でも私が一番好きなのはその次。なんでかな、すごく幸せな気持ち💞ひょうくんたちの幸せな関係をずっと見ていたくて本を閉じられないから、さぁ困った困った🥰2023/05/22
gtn
35
密林一きれいなひょうになるには、密林一他の言葉に耳を傾け、期待に応えることだと知る。苦労したり、損したなと少し後悔もするが、それを上回る喜びが返ってくる。2022/01/20
のぶのぶ
35
読み聞かせで読んでいただいた絵本。とても素敵な絵本で、読書感想画にぴったり。キープ本にしたい。素敵なひょう柄を考えてみたい。2019/06/20
千穂
31
くしゃみをしたら、ひょうのはんてんが飛んで行っちゃった。はんてんが3まいだけになっちゃった。家出したはんてんをさがしに出かけるのだけど、気の優しいひょうは、たった3枚だけのはんてんも友だちにあげてしまう。そして、ちょうちょを新しいはんてんに。何てキレイなひょうなんでしょう。ちょうをまとった得意げなひょう。ネコかと思っちゃうよ。2020/07/29
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