内容説明
ページをめくって寿限無を唱える。声に出して読むのが楽しい、愉快な絵本。
著者等紹介
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法
工藤ノリコ[クドウノリコ]
1970年、横浜市生まれ。女子美術短期大学卒業。絵本作家。漫画家
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感想・レビュー
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mug
68
名前が長すぎてこぶも引っ込んでしまう、あの有名な寿限無。工藤ノリコさんの絵が可愛らしく、細かくて、色付けが綺麗✨プリンッとしたお尻が可愛い(*^^*)2020/06/30
miyumiyu
64
あの有名な話を工藤ノリコさんの絵で。やっぱり可愛い!(≧∇≦)お話がおもしろいのと絵が可愛いのとで、小1の次女はすっかり「寿限無寿限無五劫のすりきれ…」をスラスラ言えるようになりました(笑)2015/08/03
次期伊丹十三賞候補・寺
38
落語でお馴染み「寿限無寿限無…」を、『声に出して読みたい日本語』の斎藤孝が文を書き、私の好きな工藤ノリコが絵を付けた絵本。丁寧に描かれた絵が楽しい。しかし『ピヨピヨ』シリーズや『ノラネコぐんだん』シリーズみたいな可愛さは薄い。確かに『寿限無』って一度声に出して読みたい感じのものだ。丸暗記してる子供がいたら「よく覚えたね」と感心する類いのものだ。とてつもなく長い人名だが、これに比べれば現在のキラキラネームなんてまともである(落語の創作だから当たり前だ)。リズムのある文章って良い。2015/04/14
そる
33
おなじみの寿限無なんですけど、今の子供たちってNHK「にほんごであそぼ」の影響なのかみんな寿限無言えるのね。あの番組の監修にも齋藤孝さんが関わってると言うからやっぱりつながるのね。この本は工藤ノリコさんの絵がとってもかわいいです。この方の絵は細かくキレイに描かれてるのですみずみまで見たくなります。最後に字がいっぱい書いてあってこれを読んであげるのが結構大変。徐々にスピードアップしますがカミカミになったりします。
aiaimo`olelo
27
「声にだすことばえほん」シリーズ。声に出すどころか笑い声しか出せなかったチビ息子。最近やっと本来の声を出せるようになってきた。「じゅ、げむじゅげむ、ごこうの、すりきれ…」と、どこかたどたどしさが残る声で懸命に音読。なんて癒やされる…小さなかわいい坊さんが読む読経のようだ。そして、ひとり読みした後は必ず「読んでちょうだい♪」。母の全力に近い読みきかせをきいて大爆笑した後は満足感いっぱいの表情。そんなきみを見て母も満足😊 5歳8か月2020/11/24