美しいをさがす旅にでよう[増補新版]

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美しいをさがす旅にでよう[増補新版]

  • 著者名:田中真知【著】
  • 価格 ¥2,376(本体¥2,160)
  • 白水社(2026/02発売)
  • 麗しの桜!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~3/29)
  • ポイント 525pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784560091548

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内容説明

《ちがい》があるから世界はおもしろい!

かつて、エジプトの扇風機の羽は金色が主流だったという。黄金色に輝く羽から送られる風はどんな心地だったのだろうか。慣れない目にはやや刺激的に映るその家電の色合いは現地で長く生活する人にとっては当たりまえで、扇風機の羽はそうじゃなきゃと思われていたのかもしれない。
この本は、こんな世界中の「ちがい」をさがしもとめ、私たちがなじんでいるものとは異なるカタチを楽しむための一冊。人はどんなときに美しいと感じ、なにを美しいと捉えてきたのか。また、時代や地域によってその基準は変わるものなのか。
雄大な大自然の風景は長らく美の対象とはならなかった。工場などの建造物やすでに使われなくなった廃墟は現代ではしばしばその美しさが話題になる。庭園に美を見いだす地域もあれば、死者が旅立つための棺桶に意匠をこらす町もある。
最近では、エジプトでも涼しげな羽の扇風機が増えているそうだ。変化する「美しい」に注目して私たちのまわりを改めて眺めてみると、この世界はいままで以上に彩り豊かになる。自分の境界を飛び越えて、さまざまな「美しい」を味わう旅にでてみませんか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

127
面白かったです。特に後半、文化によって美は随分違うんだ、という例が。アフリカのダンディ達;サプール、は初耳でしたが、TVでも紹介されたとか2025/07/05

ちい

6
めちゃくちゃいい本!『美しい』の概念や幅を広げてくれる。時代や地域や文化(の刷り込み)によって美しいと感じたり、そうでなかったりする。ハッとしたのは、子供の頃は満開の桜や綺麗な景色を見ても美しいと思った記憶がない事。著者曰く、それは育つ過程で、そういうものが「美しいね」と大人が言ったりTVなどで観て、刷り込まれた概念だから。夫にも聞いた。「ねぇ、子供の頃、景色や桜が美しいと感じた記憶はある?」「ないねぇ」 …!!ということは、子供達が小さい頃、せっせと景勝地に連れて行ったが、ただの自己満足だったってこと?2025/11/07

とりもり

2
「美しい」とは何かを考えさせられた。どんなに感動的だと感じる風景でも、見慣れた地元の人はそれを「美しい」とは感じないし、廃虚や工場を「美しい」と感じるのも時代による価値観の変化が大きい。美人の定義も西洋の価値観に囚われているし、「美のアウトサイダー」という表現すら、西洋美術の枠をインサイドとする暗黙の前提がある。こうした規範を取り払ったときに、果たして「美しい」とは何を意味するのか。絶対的な美が存在しない中で、その問いに答えはあるのだろうか。渚のイルカ漁やエルサレムに関するコラムも興味深かった。★★★★★2025/09/06

Go Extreme

1
美の探求:文化的背景 時代の変遷 自然との関係 風景の発明 廃墟の美 アートの価値 感性の多様性 社会的影響 歴史的視点 美の再評価 日本の美意識:枯山水 庭園文化 侘び寂び 四季の美 和の構成 自然の調和 詩的情緒 伝統美 表現の控えめさ 雅な様式 異文化の美:エジプト装飾 豪華な意匠 ヨーロッパ庭園 西洋絵画 色彩の強調 民族美意識 彫刻の影響 建築の美的価値 美の多様性 美の再発見:黄金比 科学的視点 心理的要因 都市景観 技術と美 環境との融合 廃墟の魅力 日常の美 再定義される価値 美の未来2025/03/08

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