内容説明
雨の中、帰宅途中の小学校教師が刺殺された。警察は強盗殺人の線で捜査を進めるが、手がかりがなく難航する。そんな中、捜査一課の星野警部は独自の視点で事件を調べ始めた――。迫る警察、躱す犯人。『誘拐』『贖い』に続く警察捜査小説〈星野警部シリーズ〉、待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAOAMI
9
怨恨の線が、マジメな仕事っぷりや人柄良好などで潰されると至って隠された悍ましい事実を思い浮かべてしまう。そんなミステリ好きなら薄っすら見えてくる線が存在する。意図せず行われたであろう殺意の入れ替わりもおそらく…と。そんな本線読みを翻弄するように、キャンパスライフや高校生活が挟まれ、青春っぽい真綿に隠された様々な想いが交錯する。二人を結ぶ鍵が互いの絵にあることを頭ではなるほどと思えても納得はしづらいかな。片方の犯罪を見咎めないという判断は些か疑問。溜めに溜めた結末が何か曖昧さを残す決着で消化不良は否めない。2026/03/15
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