内容説明
有事は台湾だけではない。
米中対立、台湾有事、新世界秩序、そして日本に迫る危機。
大国が自滅の道をたどるなかで、東アジア太平洋のカギを握るのは日本だ!
日本の防衛産業界から国際政治学の名門、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院(SAIS)へ。
日米中台を知る気鋭の国際政治学者が描き出す、これからの日本の航海図。
中国の軍人から各国の政策担当者まで。
あらゆる声から見えてくることとは?
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
バルジ
4
恐らく全くの同い年と思われる新進気鋭の国際政治学者の意欲作。アメリカ目線ではなく中国側の視座も織り込み貴重でもある。個人的に興味深いのは中国側での台湾研究の潮流として主に3つの学派があるという点。北京は軍事重視、上海は経済重視、厦門は交流重視とそれぞれの地域が示す特色がストレートに出ている。台湾有事はあくまで過程であり中国側の目的は台湾の統一である。軍事的オプションか経済的、はたまたグレーゾーンか、取りうる選択肢は全て中国側にあり日本は対応する側である。平和を維持しうるかは北京次第だろう。2026/04/07
バーニング
2
面白く読んだ。国際政治学の最前線で研究活動を行いながら中国にも頻繁に足を運ぶ著者が、アメリカと中国それぞれのインサイダー事情や観測を紹介しつつ、日本のポジショニングについて明快に述べている。ここで言う明快というのはわかりやすい答えを出しているというのではなく、日本が取るべき選択肢を具体的に提示しているということ。コストとリスク、そしてベネフィットをすべて天秤にかけた上で日本がどう振る舞うべきかを述べている。また防衛費は国税によって賄われるため、国民一人一人の意識も重要だと述べて本書を締めくくっている。2026/03/05
miharasi_mamiya
1
台湾有事と一口に言うがどんな状況が考えられるのか。中国の台湾に対するシナリオを複数解説している。アメリカはそれに対してどう対処することができるのかなど。その場合日本はどうしたらいいのかなど。2026/03/25
Go Extreme
1
米中対立 覇権争い 自滅する大国 国内分断 アイデンティティ・ポリティクス 格差の拡大 ポピュリズム 民主主義の危機 共産党支配の限界 不動産バブル 少子高齢化(中国) デカップリング サプライチェーン 経済安保 半導体戦争 技術覇権 台湾海峡 地政学的リスク グローバルサウス 多極化 孤立主義 戦狼外交 監視社会 情報戦 習近平体制 中間層の没落 ラストベルト 共同富裕 ソフトパワーの低下 内政干渉 軍拡競争 トゥキディデスの罠 経済的威圧 脱中国依存 エネルギー安全保障 気候変動と政治 漂流する秩序2026/02/07




