講談社文庫<br> invert II 覗き窓の死角

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講談社文庫
invert II 覗き窓の死角

  • 著者名:相沢沙呼【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2026/02発売)
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  • ISBN:9784065405178

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内容説明

シリーズ累計80万部突破!

ミステリランキング5冠『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、
発売即重版10万部『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く待望の第3作目。
犯人視点で描かれる倒叙ミステリの金字塔!

嵐の山荘に潜む若き犯罪者。友人をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。
犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、霊感によって視えないものを視るという美しい娘、城塚翡翠。
だが、挑むような表情の翡翠の目には涙が浮かぶ。その理由とは。

反転、再び。
あなたは、探偵の推理を推理することができますか?

invert
in・vert
【他】…を逆さにする,ひっくり返す,…を裏返しにする;
〈位置・順序・関係を〉反対にする;〈性質・効果などを〉逆転させる;
inverted detective story:
倒叙推理小説

目次

生者の言伝
覗き窓の死角

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

120
★★★★★★★★☆☆倒叙形式の中編と長編で構成される城塚翡翠シリーズ第3弾。モデルを務める女への殺意を秘め、撮影に臨む写真家の詢子。彼女がアリバイの証人に選んだのは、仲良くなったばかりの城塚翡翠だった――(「覗き窓の死角」)。如何にして詢子はアリバイを偽り不可能犯罪を成し得たのか。倒叙形式でありながら、読者を欺くトリックには意外性があった。倒叙ミステリについて、作中の人物が「瓦解するとわかっている犯行を見守るなんて何が面白いのか」と述べる場面があるが、この一言に著者本人の並々ならぬ自信が顕著に現れている。2026/02/28

よっち

28
犯人たちの巧妙なトリックに対峙する全てを見通す城塚翡翠。犯人視点で描かれる倒叙ミステリシリーズ第3弾。嵐の山荘で死体を懸命に隠す若き犯罪者。翡翠をアリバイ証人に仕立て上げようとする写真家の復讐。そもそもどうして犯罪者と遭遇してしまうのかという部分には苦笑ですが、ツッコミ役の相棒・真ちゃんを振り回しながら、無防備なあざとすぎるキャラと、そこを見ているのかと驚かされる洞察力で犯人と対峙していく展開で、犯人たちにも切実な動機や葛藤があって、事件解決の先にあるはっとさせるような意外な結末が鮮烈な印象を残しました。2026/02/13

RRR

25
二本の中編を収録。 最初のお話は、あまりのあざとさにイライラが止まらなかったです(笑)。世の男性の大半が「おっ、ワンナイトあり?」と喜び勇んで、翡翠を襲うことでしょう(笑)。純情で純粋な僕(自分で言う?マジ受けるんだけれど笑)には、かなり刺激が強かったです、ハイ(笑)。二本目の話は、翡翠の悲しさが伝わってきて、胸が苦しくなりました。だって、彼女に真以外の気の許せる友人ができたと思ったら、その人物は下心があったから、余計やり切れませんよ。 2026/02/20

numno1

16
流石にラストのインパクトは過去2作に比べて落ちた気はしますが、その分城塚翡翠の苦悩とか怪しげな偉い人が登場。シリーズものとしてある程度続ける方向に舵を切ってきたかな、という感じがしました。普通にクオリティ高い倒叙ものとして面白いので後何作か楽しめそうなのは嬉しいです。2026/02/21

flower0824_

14
シリーズ3作目。翡翠のあざとさにも慣れてきて楽しく読了。倒叙ミステリなので最初から犯人視点なのに1話目『生者の言伝』は読んでて違和感があった。すべてお見通しな翡翠の解決編でスッキリ。2話目の『覗き窓の死角』は犯人との駆け引きが少しせつない。今回翡翠の過去に少しだけ触れていたけれど、信頼できる相棒の真ちゃんでも知らないのか。続編を待ちます。2026/03/21

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