内容説明
終戦直後の蔵相として苛烈な金融政策の数々を断行し混迷する日本経済を救った渋沢敬三。栄光と葛藤に満ちたその半生に迫る傑作長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Lara
52
渋沢栄一の孫、渋沢敬三の伝記。植物学者になりたかったが、祖父に説得されて経済界へ入る。横浜正金銀行、第一銀行、日銀総裁、大蔵大臣。終戦直後、財産税導入、預金封鎖に至る。ひたすらお国のために、身を粉にして懸命に働いた様子がうかがえる。2026/03/26
ドロレス
3
渋沢敬三といえば宮本常一のパトロンだったことしか知らなんだが、日銀総裁で戦時国債消化に奔走して戦後は蔵相で預金封鎖新円切り替え、財産税導入した本人とか知らなんだ…2026/03/22
いつき 守
0
渋沢栄一の孫であることは知っている。あの大河にも最後のあたりで登場していたのもみた覚えがある。しかし最終的に何をした人物であるか知らなかった渋沢敬三についての物語。大河でもあったなという学生期の葛藤も記されている。大学を出て横浜正金銀行などで働く場面などは初めて知ることばかり。特に戦中戦後直後の経済、金融に関する部分は非常に興味深かった。もう少し学者面の活躍が描かれてほしかったと感じるのは欲張りだろうか2026/03/27




