被告人、AI

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被告人、AI

  • 著者名:中山七里【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 小学館(2026/01発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093867498

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内容説明

AI介護ロボットが、人に殺意を抱く日。

都内で一人暮らしをしていた浅沼啓造が突然死した。心臓にペースメーカーを埋め込んでいた啓造の死因は虚血性心疾患と判断された。だが警視庁捜査一課の犬養は、介護のために導入され、リタと名付けられたロボットN365に注目する。果たして、リタに内蔵された害獣駆除用の超音波と電磁波が、啓造の死亡時間直前に発振されたことが明らかになった。これによりペースメーカーが停止、啓造を死に至らしめた可能性が浮上する。捜査本部は、事件はN365の異常行動によるものとし、製造元〈マッカーシー・エクスペリメント〉社を業務上過失致死傷で立件しようとした。だが上層部が打ち出したのは、リタ本体を殺人容疑で起訴するという前代未聞の方針だった。
 この裁判を担当することになった東京地裁の判事補・高遠寺円は、事前に被告人との面談に臨む。最新AIを搭載したリタとの会話に妙な人間臭さを感じ、おののく円。AIは人格を持つのか、ならば人間との違いはどこにあるのか。これは〈ヒトであること〉を再定義する裁判になる――。
 AIがヒトに〈殺意〉を抱く可能性はあるのか。AIとの共存共生が現実になるなかで、われわれの未来を問うリーガル・ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

189
中山 七里は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。最近お騒がせな小学館刊、本書は、高遠寺円シリーズ、被告人がAIのリーガルミステリは、初読です。興味深く読みましたが、真犯人よりも、AIに芽生えた愛情の方が好かった気がします。 https://www.shogakukan.co.jp/books/093867492026/03/14

いつでも母さん

146
中山さんAI裁判官の次は、被告人がAI介護ロボットときた。裁判官・高遠寺円に犬養刑事、中山作品馴染みのキャラにニンマリしちゃう。だが、事件そのものはちょっと考えさせられる。この介護ロボット「リタ」実に人間臭くて、寄り添ってしまうのだ。こんな世の中になったら人はお手上げだよなぁと思うけど、先のことは分からないよね。新しい問題や未来の事件も起こるのだろうが、私はもういない・・多分。2026/02/21

はにこ

119
AI化が進む昨今。もはやおとぎ話とは言えない話だった。人を殺してしまったAIが裁判にかけられることに。そこに感情があったのか。リタの様子を見ているとホントに感情があるように思える。これからさらに技術が発展したらそんな世の中がきてしまうかも。もしそうなったら人間とロボットの差って何なんだろうね。犬飼や静おばあちゃんの孫が出てきて胸熱だった。2026/02/05

Ikutan

63
ペースメーカーの停止で亡くなった被害者の死をめぐり、介護ロボットが発振した高周波電磁波が原因である可能性が浮上。介護ロボットN365が殺人容疑で起訴され、AIを被告人とした裁判が始まった。円シリーズとしては裁判官がAIという前作に引き続き、今度はAIが被告人というまた斬新な設定で、目覚ましいAIの進歩に一石を投じる内容。リタと名付けられた介護ロボットが、少しずつ自我や感情を習得する過程にはわくわくさせられたが、事件の真相は突っ込みどころもあり、最後はあっけなかったな。次回はもっと円の活躍を読みたい。2026/03/21

オーウェン

63
AIを扱ったシリーズとしては2作目。 ペースメーカーを埋め込んでいたはずが、虚血性心疾患で亡くなった被害者。 家には介護ロボットしかおらず、不可解な状況下で犯人の可能性があるのは介護ロボットだけ。 検察は介護ロボを起訴するという形に。 AI介護ロボットのリタ。 実際未来にありそうなロボットだが、それが人間に反乱をしたらという可能性の有無を裁判で。 ロボを前面に出してはいるが、結局それを使うのは人間という矛盾。 故に手を貸すのも人間というわけ。2026/03/19

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