現代ストリップ入門

個数:1
紙書籍版価格
¥2,530
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

現代ストリップ入門

  • 著者名:武藤大祐【編著】/夏堀うさぎ【編著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 書肆侃侃房(2026/01発売)
  • 霜降の候!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~10/25)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863857056

ファイル: /

内容説明

まだストリップを見たことがない人も、もうハマっている人にも楽しめる、絶好の入門書!

第二次大戦後すぐに生まれ、長い歴史の中でたえず変容してきたストリップが、近年また新たな角度から注目を集めている。2010年代半ばから女性観客が増加したことをきっかけに、老若男女が身体表現を多様な価値観で楽しむ文化として、ストリップはリバイバルを遂げるに至った。ジェンダーやセクシュアリティをめぐる今日的な問題意識とも共振しつつ、より多様で流動的なエロスをめぐるライブ・パフォーマンスとして、性別や世代を問わず広い層に注目されるようになったのだ。

本書は座談会、インタビュー、論考、ルポ、エッセイ、漫画などによって、ストリップの現在を多様な視点から掘り下げる。現代のストリップには一体どのような魅力があり、またそれはどのように語ることができるのか? 編者は、コンテンポラリーダンスから民俗芸能まで幅広く舞踊に精通する研究者の武藤大祐と、女性が中心となって作るストリップ同人誌『イルミナ』の編集を手掛ける夏堀うさぎ。

【著者】
武藤大祐
1975年生まれ。群馬県立女子大学文学部教授(舞踊学・美学)。ダンス批評家。共著『バレエとダンスの歴史』(平凡社、2012年)など。

夏堀うさぎ
1989年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。ストリップと社会と私を考えるZINE『イルミナ』を2019年に立ち上げ、ほぼ半年に1 号のペースで発行中。

目次

はじめに(武藤大祐)
用語集
第1部 新しいコンテクスト
宇佐美なつ×夏堀うさぎ×武藤大祐座談会「ストリップは止まらない」
菜央こりん「ストリップの効用」
山中千瀬「大丈夫な光」
池田智恵「私たちは自分自身を発見する──ストリップを語る言葉について」
武藤大祐「ストリップ概説──現在・過去・未来」
渡邉千尋「純粋ではありえないことの悦び──浅葱アゲハと生のメタモルフォーゼ」
第2部 現場に即して
翼裕香インタビュー「エロに対して真剣なんですよ」
吉田真紀「ストリップ・ストーリーズ──A級小倉劇場の人々」
にっしーインタビュー 「行ってなんぼ、通ってなんぼ」
牧瀬茜インタビュー 「行けるところまで行こうかな」
結城敬介「ストリップ・言葉・感動」
第3部 より広い視野で
船曳建夫×夏堀うさぎ対談「裸のキラキラ、非武装の笑顔──ストリップとセクシュアリティ」
ケイトリン・コーカー「踊り子の身体は何をなしうるのか──近年の女性観客と往年の男性観客が見る夢」
下野歩「「女・女・女」の幸福──ストリップと日本の諸芸能」
他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

assam2005

20
いろんな形のアイドルがあり、これもまたアイドル。読んでいると「隠すべき」と「隠す必要とは?」が入り混じり、もう何が何やら…ちょい混乱。ただ、これを哲学的に捉えるか、性的なエロスと捉えるかは全て受け手に委ねられてしまう。完全解禁出来ない理由はそこにあるのかな。最近は男性ストリップ、BLストリップまであるのか…。対談、エッセイ、エッセイコミック、写真等、いろんな形でストリップの始めの一歩を紹介。世の中にはいろんな世界があるのだなぁ。隠されるから知りたい、だけど自分は晒したくない。不思議な感覚、一部解禁。2026/01/03

Mr.deep

6
ストリップの中でもメインストリームたる「プロ興行」に的を絞った論考。学術的なのからサブカル臭いのまでは玉石混淆ではありますが、概ね大満足な力作。「大衆芸能の変種として生まれ、資本主義の論理に取り込まれ性風俗へと変容し、そして今はアートへの脱皮を目指しもがいてる只中」って世界観はストリップ史の理解には必須の概念たりうるんじゃないかと。個別に見ると武藤大祐の骨太な論考や、船曳建夫やケイトリン=コーカーの遠大な視座に感心させられました。2025/10/23

冬

1
とても充実した内容で面白かった。ストリップを見る視座が自分の中に増えた気がする。劇場があって、踊り子さんがいて、スタッフの方々がいて、お客さんがいて、ストリップを語ろうとする人たちがいて。この素晴らしい文化がこれからも続いていきますように。 牧瀬さん翼さんのステージ見てみたいな。2026/08/24

Shinya Fukuda

1
古い芸能だが変化を続けている。それを促したのは女性客の存在だ。過激な出し物が警察に摘発された為、業界が生き残りをかけて取り組んだのが女性客の取り組みだ。正直言って女性がストリップを見る意味が理解できない。何人かの人が難しい理屈を捏ねているが意味がわからない。ストリップの本質は〇〇露出でありそれを如何に焦らして客の気分を盛り上げてクライマックスに到達させることだ。それ以上でも以下でもない。踊りとエロは未分化だったが踊りだけを取り出して芸術にした。都をどり。未分化のままなのがストリップという見方は納得できた。2026/07/26

yuko0611

1
初めて見てきた直後なので、乾いた土が水を吸い込むように読めた。私が感じたことのほとんどを誰かが書き表していて驚いた。多くの人が同じように感じるのか、似たタイプの女性たちを引き寄せる文化なのか。10年ほど前から急に女性客が増え始めたらしい。私が興味を持ち始めたのも大体そのあたり。書肆侃侃房のベースが福岡だからか、私の行ったA級小倉劇場が何度も登場して嬉しい。踊り子さんへのリスペクトに溢れた常連さんたちや20年ぶりのお客さんの顔を覚えていた50代の踊り子さん。独特の温かい雰囲気に癒された。また行きたい。2026/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22949312
  • ご注意事項

最近チェックした商品