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内容説明
「壇蜜は、まるで不条理そのものが人の形を取ったかのような存在である。
ゆえに、壇蜜の周囲に不条理が引き寄せられるのは、この世界における条理といえるかもしれない」
2017年晩秋。
炎上騒動で落ち込む壇蜜を清野が連れ出したのは、箱根。
温泉で心身を癒やした後に、なぜか導かれたのは出口の見えない山の中――。
付き合っていることを周囲に隠しながら、ふたりの奇行寄りの外出は続く。
外出していないときは、部屋の中で愛しきペットたちと不穏な体験を重ねる。
いっしょにいることに理由なんていらない。不条理を楽しめるふたりだから。
読者にも作者の「ロマン致ッ死」体験が次々と伝染し、賞賛の声、続々!
「モーニング」で大反響月イチ連載中、大型ノンフィクション連載、感涙の続刊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
昼寝ねこ
99
2巻目は壇蜜さんと清野さんが箱根温泉を始めとして、堀切菖蒲園、和泉多摩川、南千住、赤羽など都内近郊に出かけていく。(デートなのだが、あまりデートっぽくはない)。しかしやはり随所に普通のカップルにはない怪しさが漂う。また壇蜜さんと同居するペットたちが多数登場するが、もはやペットの域を超えて独特のセレクションなのが流石だ。さらに赤羽の鳥貴族に平気でサクサク入店し、その後も足繁く通いつめるという芸能人らしからぬ行動が素敵だ。壇蜜さんは清野さんでなければ受け入れられなかっただろうなと思う。2026/02/04
新田新一
50
2もすぐに買って読みました。壇蜜さんと作者のシュールな生活が、個性的な絵によって描かれています。この巻の白眉は10話と11話の「愛しのペッツ」です。壇蜜さんが動物好きで、飼う動物がどんどん増えていくことが描かれています。作者はちょっとびくびくしながら、増えていく動物たちと仲良くなっていきますが、その姿が可笑しいです。後半にはヘビやヤモリの仲間、ナマケモノまで出てきやや収拾のつかない状態に。でもみんな仲良く暮らしているそうで、壇蜜さんのお人柄のおかげでしょう。体調を崩されているので、ご回復をお祈り致します。2026/01/25
ぐうぐう
33
清野とおるは1巻以上に壇蜜の不条理さを描こうとしているが、本作はそんな壇蜜の個性に依存し過ぎていないのがいい。箱根に来たのにかっぱ天国に入るのも、怪異を呼び寄せる壇蜜の能力を『漂流教室』の仲田くんに例えるのも、壇蜜が四葉のクローバーを探しているうちに苦労話をする老婆に捕まってしまったのを見て「苦労婆!」と呼ぶのも、すべて清野である。「出会ったときからずっとびっくりしてるし なんなら出会う前からびっくりしてるから これ以上びっくりさせないでほしいな」と言いながら清野は、壇蜜にとても順応している。(つづく)2026/01/30
ゆりこ
24
書店で購入。2017年頃のお二人の様子が紹介されています。夜中に一人で読み、祭囃子のエピソードや動物たちのエピソードで笑った。まだご夫婦でない二人で初々しい。これからの結婚話も気になる!次巻が待ち遠しいです。2026/02/08
空のかなた
23
どんどん壇蜜さんのことが愛おしくなる。夫の清野さんのドキュメンタリー映像のような作品。時たま出て来る壇蜜さんの街中での、食事中の、飾らないお茶目な写真にほっこり。一方「壇蜜はまるで不条理そのものが人の形をとったかのような存在である、故に壇蜜の周囲には不条理(≒怪異)が引き寄せられる」と清野さんが書いているが、信じられないような日常生活が…冒頭のエピソードは、2017年に出演した宮城県の観光CMが”卑猥”だと炎上した出来事。東北の方に申し訳ないと、恐ろしく落ち込む壇蜜さんの繊細さかが心配になる。2026/02/13




