内容説明
とび‐あがり【飛上り】①飛びあがること。②突飛な言動をすること。また、その人。むこうみず。③一足飛びに出世すること。成上り。(『広辞苑』より)
コメが足りない!
紀伊国の豪農・井澤弥惣兵衛は、大切な人を洪水で失った無念を晴らすため「紀州流」を確立。「米将軍」とも呼ばれる8代将軍・徳川吉宗に江戸へ呼び寄せられ、60歳を過ぎて旗本に取り立てられる。吉宗の下でコメ増産に成功した弥惣兵衛は、勘定吟味役格へと異例の大出世を遂げた。
家康の江戸建都を支えた「伊奈流」と新技術「紀州流」の違いとは?
変わり者の天才を支えた家族や弟子たちとのエピソードを交えて綴る、壮大な人間ドラマ。
【目次】
第一章 紀州の天狗と友との誓い
第二章 師とともに描く川の未来図
第三章 米将軍吉宗が与えし使命
第四章 豊穣への祈り
第五章 家康が頼りし伊奈流の先へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
信兵衛
20
実在の人物の活躍を描いた読み応えある歴史小説。お薦めです。2026/02/14
mitubatigril
13
時代小説好きではあるけど、知らない作家さんが次々に出ている この作品の作者さんも初読みです。 最初、読み始め勘違いで名前で土佐の龍馬の時代の弥太郎かと思ったが😅全然違ってて治水に関する話しでした。 1人の人物の生涯と行なっていった作業を考えたら1冊では厳しかったのかとも思えるほど早足な気がするけど、ぐいぐい話しの中に入っていく感じで割と早く読めた気がする。 さりげなくでる吉宗がやっぱりいい感じです😊2026/02/25
keisuke
5
図書館。面白かったんだが、「家康江戸を建てる」の伊奈家がこんな悪役になっているのがちょっと悲しい。2026/02/20
りょう
4
江戸時代に治水と新田開発に尽力した1人の男性の物語。高田さんが重厚な小説にしています。紀州での治水に成功して関東にやってくるのですが、要となる関八州っていうところ、山歩きで通ったことがあり、そういうところだったのか、と妙なご縁に驚きました。いい小説でした。2026/03/07
good Blue
0
現在の和歌山県海南市溝ノ口出身の治水の天才技術者のお話! ただ、残念なのは読みやすさを意識して和歌山弁を使われていなかった。 作家が和歌山出身じゃないので無理なのか? 和歌山出身の津本陽氏だとそこらじゅうに和歌山弁丸出しの内容がほとんどだった!




