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内容説明
祖母の遺品から、水が溢れ出す不思議な石――「水石」を見つけた女性。
残されたメモを頼りに、その石を返そうと夜行堂に訪れた彼女は、店主から祖母の故郷の川が枯れ果てた過去を聞かされる。
真相を知るために、店主の導きで帯刀老の屋敷へ向かうと、そこで彼女を待っていたのは、帯刀老と謎めいた老人で……?
人と怪異の仲立ちを生業にする、帯刀老が説く怪異との在り方とは――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
43
今回も良き一冊。流れるような物語の連なりが美しい構成。人の業の罪深さ、厳格な人柄だと思っていた祖母の隠し続けていた秘密『水石』。夜行堂店主が冒頭から登場、そこから紹介される帯刀老の最期に物語は移る。そして帯刀が遺した未練へと話は移ろい、とうとう因縁の木山の姪孫・鷹元楸の登場へ。この邪気の無い無邪気な邪気の塊みたいな少女、微笑むフェルンかと思ったわ。楸の望むものが理解不能なだけに、この少女をどう描いていくのか楽しみでしかない。原作でもまだまだ未知な存在なだけに。2026/01/11
ぽへぽへ
5
Kindle。役所に持ち込まれる怪異をバディが解決する…だけじゃなくて。二人が出てこない夜行堂の話や、師匠の死で新たな面倒ごとの予感など、一冊の中での構成がいい。2026/02/04
コリエル
4
力ある霊能者の死と共に、周辺の怪異が蠢き出す。危険度が跳ね上がった感じで、この調子だと千早も自身の能力が侵食して死ぬ前に何らかの障りで死んじゃうだろ。そして特殊な訓練を積んでるでも無いのにタフさで生き残って見せる大野木さんよ。2026/06/02




