電撃コミックスNEXT 夜行堂奇譚 2

著者名：立藤灯【漫画】/嗣人【原作】

KADOKAWA（2024/07発売）

• ISBN：9784049158243

内容説明

大野木龍臣と出会う前、大学生だった桜千早は事故で右腕を失い、無いはずの腕に違和感を感じていた。
入院中、何かに右腕を掴まれる感覚を覚え、それが殺人事件の被害者の幽霊だと気づいた千早は、
彼女の恨みを晴らすために手を貸すことを決意する。
怪異に寄り添いながらも現実を生き抜く彼を導くのは――？
右腕と引き換えに視る力を手に入れた青年の不可思議な過去が明かされる!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

来月には原作最新刊も控えているコミカライズ２巻。ちょっとだけ桜の過去が描かれている。事故で右手を失い幻肢感に悩む桜千早。その失われた右手を触る何か。事故現場近くで見つかっていた死体。仄かな恋心にもとれる交流が切ない。続くエピソードの葛葉さんが若いかな？後に千早の師匠や姉弟子となる人物の登場。まだ木山の血族たちは登場しない。大野木さんもちょっとしか登場しない。主人公コンビ並みにキャラが強いから、師匠・帯刀や姉弟子・柊、敵対者たちの扱いが難しいと思う。その分、楽しみなんだが。まずは原作の最新刊早く読みたい

2024/12/27

[Koichiro Minematsu]

千早の正体が描かれた2巻　千早の覚悟が知れた

2024/09/21

[ぐりとぐら]

コミカライズの２巻は桜が右手を失った出来事と、それからの彼の話。桜の性格や、友人たちとの関係などが見えて、彼の優しさが伝わってくる話だった。それを読んだ後の、桜の身体を心配する大野木の発言は、なんかぐっとくるものがある。優しさと怖さがちょうど良いホラー。

2024/09/16

[蒼田 友]

あまりに読んでいる人が少なく、驚く。表紙が目を引かないのか？怖い話好きな人にはオススメ。怖い話のエピソード的にはどこかで聞いたような話しなのだが、まとめ方や関わり方で新鮮味を出している。あちらとこちらの話で、いつでも帰って来られなくなるかもしれない恐怖がなかなか怖い。定年まで勤め上げてほしいものです

2024/10/25

[コリエル]

桜くんの幼なじみ？　は神に魅入られかけていたのだから怪異への適性は一番高かったのかもしれない。マヨヒガ的な屋敷や師匠たちはこの後また出て来るのだろうか。

2025/07/03