内容説明
老いを悲観せず、おもしろがる「老人力」は、男性にはあるが女性にはあまりないのでは、と故・赤瀬川源平氏は言った。そんなはずはないのでは、と自らも高齢者の仲間入りした阿川佐和子。頭も身体も若い頃のようには動いてくれない。でも、それでもいい。老(おい)を笑えば福来る。日々やってくる「老い」を慈しみ、笑い、今日も女の老人力を探しにいく。チャーミングなばあさん街道をテクテクとゆくアガワの、古稀超え・等身大エッセイ!
目次
「吾も老の花」
女の老人力
羞恥徹底
叩く女
友情の果て
呼称疑念
風呂場の矜持
気づかない力
素直の力
救世の技術
そこに矜持はあるんか
スッピン願望
従順なる夫
ジェンダーの壁
高齢初体験
デジタル徘徊
聞こえる力
老いても恋
LOW化現象
回顧の楽しみ
終の住処幻想
「父と歩けば」
父とごま塩
天国の誓い
父と歩けば
おっしゃる通り
イライラ買い物
母の旅
クルーズへの誘い
小娘の船旅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
115
いつもよりちょっとだけ文字数が多いような気がする(当方比)阿川さんのエッセイ集。一部は老いがテーマだが、一言で老いと言っても縦にも横にも奥が深い。好きなのは『従順なる夫』我が夫も御多分に漏れず、妻の言ってることは聞き流すタイプだなぁ(汗)二部はお父様とのこと。やっぱり笑えちゃう。男女の環境・・男女平等に権利とチャンスかぁ・・文字にすると途端に難しく感じてしまう昭和な私だ。2025/11/21
檸檬の木
15
「冥途の土産にこの本、持っていってくださいな。」ドキッとする言葉が目に飛び込んできた。男の老人力は存在するが、女のそれはどうなんだ?という疑問から連載を始めた20本のエッセイ。男女差による違いの変化を高齢者となった著者が身近に感じた戯言が自由気ままに書き綴られていた。羞恥心、女の友情の行方、風呂場の矜持、聴力、視力、体力とどのテーマも内容は共感と新たな発見があった。「女が男の我儘に閉口し、男が女の独断に溜め息をつき、互いに丁々発止やり合うのは、それぞれでストレス解消の一つ」あとがきの言葉に納得した。2025/12/15
toshi
13
前5分の4がタイトルのエッセイ集。 「老人初心者の青春」の続編のような感じで、老いが楽しくなりそうな内容。 「父と歩けば」とされた残りは、父親阿川弘之氏とのエピソード中心のいつものアガワ節。 この手のテーマのエッセイはもう彼女の独壇場かも。。2025/11/11
カチ
8
女性の老人力について書かれた、雑誌に掲載されたエッセイのまとめ本。テレビで颯爽と司会してる阿川さんも、当たり前だけど年齢重ねると色々あるよねと深く同意した。結婚されて10年も経つのね。ご両親の介護をされて、見送られて、そして今きっと過去の色々な思い出が蘇るんだろうなぁ。それにしても豪華な地中海クルーズ、羨ましい。頑固な父親との旅行でもやっぱり行くでしょ。女性の老人力、どうなんでしょ。確かに恥じらいがなくなってきたのは自覚アリ(笑)2026/01/14
as
5
お父さんの栄枯盛衰ぶりが楽しめました。Ⅹ2026/01/19
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