角川文庫<br> 隠居おてだま

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角川文庫
隠居おてだま

  • 著者名:西條奈加【著者】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • KADOKAWA(2025/12発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
  • ポイント 200pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041164983

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内容説明

老舗糸問屋・嶋屋の元主人の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。風雅な余生を送るはずが、巣鴨の隠居家は孫の千代太が連れてきた子供たちで大にぎわい。さらにその親たちの面倒にまで巻き込まれ、新たに組紐商いも始めることとなった。だが、充実した生活の裏で家族に芽吹いた悶着の種に徳兵衛は気が付かない。やがて訪れた親子と夫婦の危機に、徳兵衛はどう向き合う? 愛と笑いと人情に溢れた、傑作時代シリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

52
先の“すごろく”では、上がりを越えて鬼籍に入るところまで突き進んだご隠居だったが、作者の計らいでそこに至るまでの紆余曲折を用意して頂けた…今回は“おてだま”、末娘の不行状から出たまことだが、気難しいご隠居を扱い兼ねて、家族総出でご隠居を手玉に取る形となってしまい、家族との関係をこじらせてしまう。孫に依って随分とほぐれたご隠居だったが、根っ子の部分は変わらないものか、それにしてもこの不器用なままでの結末は如何ともしがたく、是非ともこの続編を書いて頂いて、ご隠居に関係改善のチャンスを与えてあげて欲しいものだ。2026/04/20

Makoto Yamamoto

24
前作の「隠居すごろく」に続く徳兵衛の隠居シリーズ。 今回は妻のお登勢が種々の場面で活躍。 徳兵衛の頑固さが目立つ中、孫の可愛い千代太も存在が目立つ。お登勢が家族関係の課題を上手く収めようとするが。。。 女性の名前がなかなか頭に残らない者にとっては、登場人物の索引が大いに役に立った。 続編が欲しいところ2026/05/24

seba

24
糸問屋の元主人の徳兵衛の隠居生活は、人たらしな孫の千代太のせいで相変わらず息つく暇もない。三年半前に読んだ『隠居すごろく』の続編。但し前作の読者なら判るが、物語の性質としてはスピンオフに近い。今回この本を読む際、序盤は前作未読でも十分楽しめる内容だと思ったのだが、最後まで読んでみた限りでは、これは前作の結末を知っているべきだと感じた。前作との繋がりが云々というよりは、読後感の遣り方の問題として。とはいえ二枚目の双六もまだ始まったばかり。きっと駒はまた思いもよらぬ所へ進んでいくのだろう。要するに、続編希望。2026/03/22

Y.yamabuki

21
今作は、家族の問題が多かったためか、妻のお登勢が活躍。孫の千代太や勘七鯰吉達に協力させて巧みに収める。だから、色々拗れた時にはびっくり。徳兵衛さん、もう少し素直になったら。周りの人達が気の毒で…それでも、明るい兆しが見えたラスト。子供達の成長、家族の問題、商売とうまく絡めていて読み応えある。是非続編を。2026/04/30

DONA

15
前作の「隠居すごろく」でご隠居が亡くなった描写があったので続編は無いのか・・とがっかりしましたが、嬉しい続編! 途中から怪しい展開になってきて、一番困った状態になってしまいましたが、何とか収まる所に収まるのか?また続編が読みたいシリーズです。2026/01/21

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