内容説明
日本人は古来、季節を二十四節気に細かく分け、その繊細な移ろいを敏感に感じ取ってきました。本書は、その豊かな季節の移り変わりを「うた」「花」「色」で感じる1冊です。
歌人・俵万智さんの短歌とエッセイが、二十四節気ごとの旬の色をナビゲート。折々の代表花はもちろん、花店や街で目にする季節の花のアレンジから、そこに溢れる自然の色をひとつひとつすくい取りました。各色の名前や特徴、その時季ならではの色と花にまつわるエピソードを紹介しています。
巻末には、掲載291色を種類別に並べた一覧を収録。色図鑑としても楽しめる充実の内容です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
138
俵 万智の短歌×美しい花×二十四節気のマリアージュ、丁度、今の季節、立春からスタートしています。こういう本を読むと感性が磨かれます。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322507001566/2026/02/04
よこたん
24
花の色はうつろう。ひとつとして同じ形の花がないように、ひとつとして同じ色もない。刻一刻とうつりゆく花、名残を惜しむ人の心など思いもしない潔さで。古の人は、心にずっと留め置くために、花にも色にも味わい深い名をつけたのだろう。美しい花の写真と、麗しい色の名の組み合わせの妙。それらを、より引き立てるように差し挟まれる俵万智さんの和歌。ちょっとどきどきしながら頁を繰り続けた。記念日はもちろん、何でもない日にもらう花はすごく嬉しいね。浅青(せんせい)のノブドウ、トルマリンピンクのシャクヤク、鳥の子色のシンビジウム。2026/04/03
あや
21
二十四節気に合わせたお花のお写真と俵万智さんの短歌のマリアージュ。目の保養になります。 ひまわりの黄色をいくつかちりばめてシルクロードへ続くこの道2025/12/23
k sato
20
萌黄、紫苑、桜色。色香に満ちた一冊だった。四季折々の花々と短歌の取り合わせには、日本人が昔から親しんできた美意識が滲んでいるように思う。俵万智さんが詠む現代短歌には、西洋の花も違和感なく溶け込んでいる。懐かしいと思ったのは、歌集「サラダ記念日」だ。ヨーロッパ原産のクロッカスが短歌に詠われている斬新さと、カタカナの軽やかさに、当時小学生だった私は衝撃を覚えた。『「クロッカスが咲きました」という書き出しでふいに手紙を書きたくなりぬ』2026/03/28
ぽん
2
色合いの繊細な違いに雅な名前が与えられていて、こういう言葉を多く知っていることが人生の豊かさであったならいいなと思う。俵万智の季節の歌も沁みる。季節・色の辞典として素敵な本2026/03/29
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