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内容説明
生成AIが爆発的な進化を遂げるなか、人間の存在意義や学問・教育の意味が問われつつある。長年大学教育の現場に携わり続けている社会学者・吉見俊哉は、自らの著作・論文をすべてAIに学習させ、「AI吉見くん」を制作。人工知能の「もうひとりの自分」と、「社会学」「大学」「日本の都市」「世界情勢」をめぐる対話を敢行し、現代社会の構造的な課題を考察する。そこから見えてきた、人間にしかできないこととは何か? 前代未聞の試みを通して、AI時代に人間が身に着けるべき知性を明らかにする。
目次
序章 AIと対話する
第一章 ふたりの社会学者
一 あなたは、誰ですか?
二 社会学者とは、いったい誰なのか?
三 社会学者にとって近代とは何か?
四 AIは社会学者になれるか?
第二章 大学は人口減少を乗り切れるのか?
一 分水嶺を越えた戦後大学
二 制度改革の失敗とグローバル化、デジタル化
三 リカレントは危機打開の方策となるか?
四 大学の学びの質とは何か?
五 「大学」と「ユニバーシティ」の間
第三章 東京一極集中はなぜ止まらないのか?
一 人口減少社会の地方と東京
二 東京という幻想
三 東京の幻想性をめぐる社会学
四 東京の「右半分」と「左半分」
第四章 二一世紀は、なぜうまくいかないのか?
一 ドナルド・トランプと混迷する世界
二 拡張する「偉大なアメリカ」
三 反転するグローバリゼーション
四 成長の限界 未来へのヴィジョン
終章 AIをたたきのめす知性を!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
shin_ash
6
仕事では主にコード生成だが、私的には思いつきをchatGPTに投げかけることも多い。もうすっかり生成AIが仕事でも暮らしでも入り込んでいる。コードの方はやりたい処理はあってもコードがサッパリ書けないので、プロンプトでどうにかなる生成AIはありがたいが、話しが全く通じなかったり前提を覆されたりとかなりストレスがかかる。思いつきを投げるchatGPTの方は面白い時とどうしようもなくつまらない時がある。こう言うのを多少でも改善できないかと思って読んでみた。吉見先生は著作が多く追加学習としてはかなり充実したデータ2026/01/03
zm_nouveau
0
表題とは対照的に人間側の偏狭さが際立ったというのが読後の第一印象。AIが「自己」足りえないことについては、本書を一読する価値はあるだろう。著作などを全て学習させても、新たな人格の創造には至っていないことを示しているという点では興味深い。 AIに関して、全般的な不十分さは、対話型AIを使ったなら誰もが感じたことではないか。現状は人間の弱点を補う道具としての有用性に留まるだろうけれども、本質的には人間側の主体性こそが、その利用においては問われることになるのだろう。2026/01/08
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