内容説明
亡き母との思い出のぬいぐるみ。
その正体は、30センチの殺人鬼!?
人形ホラー×本格ミステリ
あなたはこのフーダニットを見破れるか?
タケシは、内気な小学5年生。2年前にママを亡くしてから、いつまでも立ち直れずにいる。そんな時に河原でそれに出会う。編集者だったママが担当した児童書『どろぼうルーカス』のぬいぐるみだ。ルーカスを持ち帰ってから、タケシの周りでおかしな出来事が連続する。パパに捨てられたのに、なぜか翌朝にはぬいぐるみが机の上にいた。翌日には迷惑行為を繰り返す隣人が二階から転落し、被害者は現場に「ルーカスがいた」と主張。さらには、タケシの嫌いな教師が喉を切られて殺される。一連の事件はルーカスの仕業なのか? タケシは複雑な思いを抱えながら、同級生の森とその正体を追うが――。
――大事なことは、ぜんぶ『どろぼうルーカス』が教えてくれた。
全ての真相が明らかになった時、少年は一歩大人に近づく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
58
亡き母との思い出がつまったルーカスのぬいぐるみ。果たしてそれは殺人鬼なのか?神出鬼没な人形に翻弄されるホラーサスペンス。2年前に亡くなった母を忘れられないタケシ。母の遺品を整理する父に捨てられてしまったルーカスのぬいぐるみ。ある日河原でルーカスの人形を見つけて思わず持ち帰る彼だが、その日から彼の周りで不穏な出来事が相次いで起こり…。タケシに害をなす人々が痛めつけられ、残虐に殺されていく。不思議な力を持つ同級生と真相を追いたどり着く悲しい結末。全体的に子供向けの物語のような印象で少し物足りなかったのが残念。2026/01/08
たかだい
12
海外ホラーの名作『チャイルド・プレイ』を彷彿とさせるサスペンスホラー 母親を亡くして塞ぎ込むいじめられっ子の男児を中心に話が展開し、彼が執着を見せる思い出のぬいぐるみ「ルーカス」に異変が起こるという割とオーソドックスに海外ホラーの流れを汲んだ作品です 終盤、ルーカスの中に入った悪霊の正体が焦点となり、二転三転する辺りは流石、阿津川辰海って感じでしょうか いわゆるジャパニーズホラー系のホラーではない(と個人的には感じた)のでホラーとしては然程怖くなかったですが、サスペンスとしてはレベル高めかなとも思います2026/01/05
そうたそ
10
★★☆☆☆ 小学五年生のタケシが河原で拾った、編集者であった亡き母が担当していた作品に登場するキャラクター"ルーカス"のぬいぐるみ。以降、タケシの周りでは奇怪な事件が頻発する――。ホラーミステリであり、青少年向けの内容のようにも思えるストーリー。子どもたちが事件を追うストーリーと、ぬいぐるみの謎には興味を惹かれたが、ミステリとしてはいまいち。著者のミステリに対してはどうしてもハードルが上がってしまっている。この作品に関しては、ホラーともミステリともどっちつかずな内容になってしまっていた気がする。2026/01/09
ほたる
9
面白かったです。人形が犯人としか思えないこの状況で、果たしてミステリーとして何が起きるのだろうか。ホラーも楽しめて、かなり映像映えしそうなストーリー展開で夢中になって読んだ。こんな形で「誰が」を描けるんだという新鮮な気持ちもある。幕引きも良い。2025/12/21
なつめ
8
フーダニット。続編期待。2025/12/21
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