本当におもしろいマンガを描くためのプロットネームの作りかた―誰でもコミックデビュー！！

榎本 秋/成 光雄【監修】/榎本事務所/結城 さくや/前田 恵美【著】

秀和システム（2013/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 207p／高さ 21cm
• 商品コード 9784798037448
• NDC分類 726.1
• Cコード C2093

内容説明

少年マンガの派手なアクションも、少女マンガの恋愛ストーリーも、琴線に触れるかはネームで決まる。プロはここまで考えてネームを描いている。講師経験も豊かなマンガ家によるネーム作りの実践と、ライトノベルのストーリー創作ノウスウをリアルにミックスした今までにないユニークな本。マンガ学校で教える、プロのネームの描き方の秘密が詰まっている。

目次

１　ストーリーとキャラクター（面白いストーリーとは；魅力的なキャラクターをつくる）
２　マンガネーム実践編（ネーム作成にあたって気をつけること；実践自作ネーム解説；ネーム添削）

著者等紹介

榎本秋［エノモトアキ］
文芸評論家。専門学校講師でもあり、アミューズメントメディア総合学院大阪校ノベルス学科とキャラクターデザイン学科、アミューズメントメディア総合学院東京校ノベルス専科継続コース、東放学園映画専門学校小説・マンガ創作科とアニメーション映像科で講義を行っている。また、日本マンガ芸術学院ライトノベル専攻の授業監修を行う

成光雄［セイミツオ］
専門学校日本マンガ芸術学院校長。デザイン事務所勤務を経てアートディレクター、各校講師などを歴任。ＣＧ、３ＤＣＧによるイラストや工業デザイン、ＣＧ関連記事の執筆多数。ＳｈａｄｅパッケージＣＧ、ドリカム「ＴＨＥ　ＭＯＮＳＴＥＲ‐ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　ｍｉｘ‐」ＣＤジャケット、愛知万博のＴＯＹＯＴＡ「ＩＭＴＳ」車両、ＴＯＹＯＴＡロボットデザインなどにも関わる。ディジタル・イメージ会員

結城さくや［ユウキサクヤ］
マンガ家。さまざまなジャンルで幅広く執筆中。日本マンガ芸術学院講師

前田恵美［マエダメグミ］
専門学校日本マンガ芸術学院担任講師。マンガ制作やイラスト基礎系の授業を担当。青森県出身。「別冊フレンド」（講談社）でマンガ家デビュー。読み切りなどを手掛ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[寺島ヒロ]

漫画のテーマや設定、ストーリーの流れを文字で書いたものがプロット、コマを割って、台詞とおおまかな人物の表情や立ち位置を描きこんだ　下書きのようなものがネーム。キャラクター造形や道具を使って仕上げるテクニックを取り上げる漫画指南書が多い中、プロットからネーム起こしの作業に着目した、大変貴重な一冊。著者（コンセプトデザイン）はラノベの書き方指南の榎本事務所/榎本秋　成光雄　本文・漫画は結城さくや他

2014/02/09

[やいゆえよ]

当たり前のことを当たり前にやるというのは、なかなかむづかしい。

2024/07/12

[suoyimi]

「マンガを描くための～」という書籍は結構あって、それらの多くでは、作画に関するテクニックが紹介されています。一方、本書は作画ではなく「プロット、ネーム」の作り方に特化しています。 プロットとは作品全体の流れを決める設計図のようなものです。大まかな世界設定、キャラクター、ストーリーなどを決めておきます。 本書ではネーム実践編として、プロットからネームへの落とし込みの実例が掲載されています。少年マンガと少女マンガの2パターンがあるので参考になると思います。

2017/11/22

[へんかんへん]

まず200字プロットからじゃ

2016/02/16

[やっさん]

プロットにもやり方が色々ありますが、こちらは文章がしっかり書ける人向けだと思います。 箱書きという、ストーリーを組み立てる基本がしっかり書かれています。　しかし私個人はこのやり方が非常に苦手です、マンガに置き換えるための箱書きを組み立てる文章力がそもそもないからです。　ですが、この書籍に書かれた箱書きのノウハウを目の当たりにして、自分にはマジで向いていないとわかったので、こちらの書籍が箱書きのプロットなら逆箱でプロットを完成させております。　その意味で勉強になりました。

2013/06/03