出版社内容情報
事件から21年、いますべてを告白する。
加熱する報道、検事との攻防、13年に及んだ異例の裁判──。はじめて綴られる迫真のドキュメント。
教科書にまで書かれた事件。率直に言って、リクルートで働く人たちや私の子どもと孫たちのために、黙って死ぬわけにはいかない。──「はじめに」より
目次
リクルート事件1 発端(会長退任;国会証人喚問;政治家との交わり)
リクルート事件2 特捜の取調べ(特捜部とメディアの“共演”;拘置所での取調べ;現代の拷問;政治家ルート)
リクルート事件3 保釈後から裁判開始まで(保釈後のこと)
リクルート事件4 裁判(裁判開始;政界ルート;労働省ルート;NTTルート;文部省ルート;調書の信用性;論告求刑・最終弁論・判決)
リクルート事件5 リクルート事件に関連して(長いあとがき)
著者等紹介
江副浩正[エゾエヒロマサ]
昭和11年大阪市生まれ。昭和30年甲南高校卒。昭和35年東京大学教育学部卒業後リクルートの前身、株式会社大学広告設立。昭和46年財団法人江副育英会発足。昭和63年リクルート会長退任。現在は、江副育英会理事長および、ラヴォーチェ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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