内容説明
“誰もが誰かの、台風の目。スリリングで笑えて、変てこで温かな嵐の一夜。” 一穂ミチ氏、共鳴!
「最高なことは、最悪のときに起きるのかもしれない」
もしも自分にとって「いちばん会いたくなかった人」に再会してしまったら――嵐を前に避難所に偶然集った中高生や大人たち。そこで期せずして再会したそれぞれの“黒歴史”の相手。湧き起こる恋心、後悔、秘密、恥、宙ぶらりんの夢。そして、漆黒の過去との決着……。
時に不条理で、時に甘酸っぱい運命に翻弄されながらも、本気で笑って、泣いて、もがく大人や若者たちの様をエモーショナルに描く、一気読み必至のエンタメ青春群像小説!
【あらすじ】
好きな同級生に素直になれない男子高校生の厳(ごん)。夫婦関係に埋めがたい溝を感じる詩伊(しい)。女性に不自由したことはないが忘れられない元カノがいる山内(やまうち)。妻子にとある女性との情事を隠している真面目な銀行員の日出樹(ひでき)。見た目のコンプレックスで人前でマスクを外せない女子中学生の小梅(こうめ)。大切なものを探すため故郷へ戻ってきた亜揮(あき)。
嵐が近づき、期せずして同じ避難所へ集まった彼らが再会したのは、それぞれの「いちばん会いたくなかった相手」。夜の嵐に閉じ込められた体育館で、本来交わるはずのなかった人々の間に新たな化学反応が生まれ、過去との決着を求めて止まっていた時計の針が動き出す。誰もが、愛する人を求める心や捨てたい感情、秘密を抱え、もがいている。果たして嵐がもたらすのは、災厄か、それとも僥倖か――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雪だるま
12
ある嵐の夜の避難所での様々な人間模様。登場人物たちが、会いたいけれど会いたくない人と避難所という同じ空間で大勢の人と共に一晩を過ごすことになってしまう。それぞれの秘めた想いが非日常の空間での思わぬ化学反応で心の中でも嵐を巻き起こす。逃げ場のない避難所という設定が状況的には不謹慎ですが面白かったです。 #NetGalleyJP2025/12/26
ぶんぶん
5
嵐の中、同じ避難所へ集まった時に、かつてなにかがあった相手と出会う気まずさがそれぞれの視点から書かれている。2025/12/24
yoshimi
5
感想は発売後に。2025/11/10
さとみな
3
読書モニターでゲラを読ませて頂きました〜2025/11/02




