英米文学のわからない言葉

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英米文学のわからない言葉

  • 著者名:金原瑞人
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 左右社(2025/12発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784865285055

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内容説明

アルコーヴ? プディング? ターキッシュデライト? マントルピース?
砂色の髪? オリーブ色の肌?
英米文学に登場する“わかるようでわからない”おなじみのアイテムや表現を、翻訳家・金原瑞人がひも解く!
・9種類もある「エリザベス」の別称
・英語ネイティヴのひともじつはよくわかっていないオリーブ色の肌
・プリンとはまったくの別もの? 甘いものから血で作ったものまで、さまざまなプディング
・アメリカとイギリスでは異なるビスケットやスコーン
・ファンタジー世界への入り口、ワードローブ etc.
サマセット・モーム『人間の絆』やチャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』、C.S.ルイス『ライオンと魔女とようふくだんす』などさまざまな文学作品とともに、言葉の意味や背景を探求する。知れば知るほど、英米文学がもっと楽しくなる!

目次

はじめに
あだ名
アブサン
アルコーヴ
イースター

エシャロット
煙突掃除
オリーブ色の肌、ブロンズ色の肌

キロとマイル
クリケット、サッカー、ラグビー
コート、オーバー、外套、マント
コルセット
獅子鼻、鷲鼻
スコーン
石盤、石板
ターキッシュデライト
煙草
テラス、ベランダ、バルコニー、ポーチ
トランプ、カード
ハート型の顔
パイ
ヒマシ油
ひよこ豆、空豆
封蝋、印章
フランス窓
プリンとプディング
フルーツ・ポンチ、フルーツ・パンチ、ポンチ、パンチ
ペーパーバック
ペチカとストーブとオーヴン
帽子、ハット、キャップ
マントルピース
羊皮紙、ちょっとパピルス
ワードローブ
付録 こんなことがありました
あとがき
本書に登場する金原瑞人著書・訳書

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

R

82
タイトル通りに日本に馴染みのない単語、物体や事象なんかの解説が載っているのだが、著者が疑問に思ったことをどう解決していったか、なんならこの本の中で解決してしまおうと他の言語の翻訳家に尋ねていったりという、ドキュメンタリ的な要素もあって仕事本としても興味深く面白かった。現地では当たり前にある慣用句なんかも、その実際は人によって違っていたりというのも興味深く、オリーブ色の肌が何色なのかとか面白かった。かつてローストチキンが焼き鳥だったというのも感心したが、軽焼きまんじゅうが凄い好き。2026/05/10

ネギっ子gen

72
【翻訳という仕事の半分とまではいわないが、四分の一くらいは調べ物だ】翻訳家(金原ひとみの父親)が、英米文学に登場する“わかるようでわからない”アイテムや表現を文学作品とともに紐解いた書。付録として、“訳したものの中からお勧めの本”を紹介するエッセイ。<オリーブ色の肌とブロンズ色の肌。どちらも小説などでよくお目にかかるものの、実際にそれぞれの色が頭に浮かぶ人はほとんどいないと思う。ぼくも例外ではない。まあ、原書にそう書いてあるから、そう訳しておくか、これの繰り返しだったのでまったくわかっていなかった>と。⇒2026/03/31

oldman獺祭魚翁

38
もう速攻に本棚に迎える本に即決。金原さんは名翻訳者で有るだけでなく、エッセイストとしても第一級なのだが、その金原さんが自分の守備範囲について書いているのだから面白くない筈が無い。白秋の「ペチカ」はロシアじゃなくて満州のだったり、オリーブ色の肌について論じたり……タバコについて論じたり(僕も言わせて貰えばパイプは「飲む」シガレットは「吸う」葉巻は「ふかす」「燻らす」)もう堪らなく楽しい本ではある。ただ、金原さん自分が関係した(訳した)本の説明は超面白いので、本棚の積ん読本が増える事にご用心!!2026/02/28

よこたん

34
“最近の翻訳家、翻訳者は手抜きだと思う。昔の日本人は必死に訳語を模索した。たとえば、前にも紹介したけど「軽焼き饅頭」。これは現物がまだ日本で知られていなかったときに発明された訳語で、いまなら「シュークリーム」と訳す。” 見たことも聞いたこともないものを説明するって難しい。オリーブ色の肌、アルコーヴ、プディング、ターキッシュデライト、調べもせず雰囲気だけで読んでいた昔。なんかでもキラキラとして格好良い響きだったから、満足していたし。そして、ハート型の顔! 『風と共に去りぬ』のメラニー顔だよ、懐かしすぎる。2026/06/09

竜王五代の人

34
翻訳本でときどき見かけるけど、雰囲気で流していた言葉の平たい解説本かと予想していたら、もう少しエッセイ寄りだった。それでも「砂色の髪」がくすんだ色だとか、多少は知識が増えた。ロシアのものなのに、ひっばられるペチカに苦笑。2026/03/29

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