新潮クレスト・ブックス<br> ライプニッツの輝ける7日間

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新潮クレスト・ブックス
ライプニッツの輝ける7日間

  • ISBN:9784105902056

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内容説明

数学や哲学で多大な業績を残し、歴史家や発明家としても活躍した知の巨人ライプニッツ。時に政治に口を出し、時に論争を巻き起こしながら、バロック時代を「転がる石」のように生きた70年の生涯から岐路となった7日間を取り上げ、遺された10万ページのメモと2万通の手紙を元にその思考と業績を再構築した比類なき書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

33
評伝と言うと幼少期から晩年まで追うイメージがあるが、当書はタイトル通り「7日間」にフォーカスしている。このアプローチはライプニッツに馴染みがない、それどころか興味も薄い(自分のような)人間には最適だ。名前だけ知っていて今までもこれからもあまり縁のなさそうな偉人の業績を知る機会としては非常に良い読書であった。たった7日でも分かる巨大さ。地味に時代背景などを知る面白さもあった。2026/02/01

秋野

0
ライプニッツの人生全体を記述しようとしたら膨大で収集がつかなく(そしてたぶん退屈に)なるだろうところを、CTスキャンの断面図を7枚並べるようにわずか七日間に集中することでかつてなくクリアーに語った傑作評伝。最後にライプニッツ思想の核心をまとめてくれたところがまた明快でよかった。以前からモナド論などに不可解な印象を受けていたが、遺伝子も量子力学もない時代、科学検証がとても及ばなかった領域にもとことん考察を突き詰めずにはいられなかった人物の思考の軌跡なのだなと納得がいった。2026/03/05

isbm

0
★★☆2026/03/02

彼方から

0
大思想家ライプニッツの人生の7日間を取り上げた評伝。単に生涯の軌跡や思想を概説するのではなく、ライプニッツが生きた「その日」を取り上げることで人間ライプニッツがいきいきと描き出されている。これによって顕になるのは書斎で思索にふける隠者ではなく、ありとあらゆる活動に取り組み続ける一人の人間の姿だ。外交、歴史、土木事業など、通常思想史的に背景に追いやられることも全てが彼の中では絡み合っている。実に魅力的な人としてライプニッツを示している、とても面白い本だった。2026/02/16

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