内容説明
蘭方医の父の助手をしながら自身も蘭学に心酔する千夏は年頃なのに縁遠い。そんな彼女に、西洋兵術の訓練中に兵が誤射で亡くなった事件の真相を解き明かしてほしいという依頼が舞い込む。持ち前の好奇心から西洋式鉄砲を調べる千夏だが、武器購入にまつわる複数の思惑を知って……。跳ね返り娘が度胸と科学の知識で超難事件に挑む時代ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nyanco
24
蘭学小町捕り物帳 う~~~ん、今回のサイエンスネタ、ちょっと無理があったかな。 西洋兵術の訓練、西洋式鉄砲とかアイテムも良いし、ミステリの犯人、殺人事件の裏にあった取引など、メインの筋は良かったのだけど、謎解き部分がちょっと残念。 数を数えるのが好きな少年とか、どうなんだろう。 蘭学を使ってと縛りがあるから仕方ないのだけど、おぉ!ってところをどうしても期待しちゃいます。 なかなか難しい縛りのあるシリーズですが、千夏ちゃんの活躍楽しみにしてます。2026/02/13
ひさか
17
2025年12月幻冬舎時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ3作目。誤射事件の真相を探る千夏。あまり興味を惹く出来事もなく、それほど楽しめなかった。蘭学小町というほど蘭学の世界が出てこないです。2026/02/28
練りようかん
14
シリーズ第三弾。大砲の調練中に門弟が死んだ。主人公が事故か殺人かを調べると、その門弟の評判が悪かったというテッパンの流れで、実行できた人間は仕掛けることができたのは誰だと疑惑の目が方々に向けられる展開。興味を引くのは足りない銃声の数。全体図の把握と音の流れを考えながら読み進めるのだけど、あの人であってほしくないという気持ちが強まるのとほぼ確定かと項垂れるのとで物語世界に入り込んだ。重々しさを払ってくれる面食い落ちが良い。次作も楽しみだ。2026/06/06
ごへいもち
12
イマイチ。この先はもういいかなぁ2026/01/31
きょん
9
西洋兵術訓練現場での殺人事件に挑む蘭学小町捕り物帖第三弾。国の未来を憂える志ある人たちが、それゆえに道を誤ってしまうのが切ない。2025/12/22




