Q&A いま『資本論』がおもしろい マルクスとともに現代と未来を科学する

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Q&A いま『資本論』がおもしろい マルクスとともに現代と未来を科学する

  • 著者名:志位和夫
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 新日本出版社(2025/12発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784406069014

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内容説明

貧困と格差、気候危機……。 資本主義の矛盾が噴き出しているいま、この社会システムの運動法則を解明した『資本論』への注目が国内外で広がる。 若者とのQ&Aで、『資本論』第一部のあらましを、現代の熱い問題を縦横にまじえて新鮮に語った画期的な試み。 この一冊でマルクス畢生の大著――『資本論』の真髄がよくわかる!

<目次>

はじめに

ゼミナールを始めるにあたって

1、『資本論』とはどのような本なのか?
Q1 新入生歓迎運動で対話をしていると、「『資本論』を読んでみたい」という声が、けっこう返ってきます。海外ではどんなふうなのでしょうか?
Q2 『資本論』はどのような本なのか。その特徴についてお話しください。
Q3 マルクスは、『資本論』をどうやって書いていったのですか?
Q4 今回のゼミナールの進め方についてお話しください。

2、どうやって搾取が行われているのか?
Q5 まずお聞きしたいのは搾取の問題です。この問題を考える前提として、いまの日本で本当に「搾取」ということが行われているのかどうか。ここからお話しください。
Q6 どうやって搾取が行われているのかについて、お話しください。
Q7 マルクスが『資本論』で行った搾取の秘密の「謎解き」とはどんなものですか?
Q8 そもそも労働者とはどういう人たちを指すのですか? いまの日本では、労働者はどのくらいの搾取がされているのですか?

3、労働時間を短くするたたかい(「自由な時間」を拡大するたたかい)の意味は?
Q9 資本家は、どうやって搾取を拡大していくのですか。『資本論』ではどのような解明がされているのですか?
Q10 そもそも労働時間はどのようにして決まるのですか?
Q11 「資本の魂」という話がありましたが、マルクスが『資本論』を書いた19世紀のイギリスでは、資本はどういう「吸血鬼」ぶりを発揮したのですか?
Q12 いまの日本でも過労死や「サービス残業」―「ただ働き」はひどいですね。
Q13 労働時間短縮=「自由な時間」を増やすことは、みんなの願いです。その大切さについて『資本論』でマルクスが訴えたことをお話しください
Q14 労働時間短縮は、まさにいまの日本の課題でもありますね。

4、生産力の発展が労働者にもたらすものは何か?
Q15 資本家が搾取を拡大していく方法として、「労働時間を長くする」という方法をお話しされましたが、それ以外にはどういう方法があるのですか?
Q16 「生産力」の拡大ということが言われました。そもそも「生産力」とはどういうものでしょうか? 「生産力」の拡大というと、環境破壊という悪いイメージもありますが。
Q17 資本主義のもとでの生産力の拡大が、労働者にもたらす害悪について、『資本論』ではどういう解明がされているのですか?
Q18 いま言われた多くの問題は、そのままいまの日本の大問題ですね。
Q19 資本主義の発展のなかで未来社会の要素がつくられてくると言われましたが、どういうことでしょうか?
Q20 『資本論』では、環境問題についても突っ込んだ言及があると聞きましたが?

5、貧困と格差拡大のメカニズムは?
Q21 21世紀のいま、貧困と格差の拡大は、どこまできているのでしょうか?
Q22 『資本論』では、貧困と格差が拡大するメカニズムをどのように解明しているのでしょうか。
Q23 「産業予備軍」という話は、いまの日本にもつながる話ですね?

6、社会の変革はどうやっておこるのか?
Q24 社会の変革はどうやっておこるのですか? 『資本論』でマルクスが出した結論について、お話しください。
Q25 社会を変えるには、客観的な条件とともに、主体的な条件が大切ということですね?
Q26 『資本論』では、ここで、未来社会がどんな社会になるとのべているのですか?

7、社会主義・共産主義で人間の自由はどうなるか?
Q27 昨年のゼミは、『Q&A 共産主義と自由―「資本論」を導きに』にまとめられ、みんなで学習してきました。どういう点に力を入れてまとめたのか。ポイントを説明してください。 

8、『資本論』をどう学び、人生にどう生かしていくか?
Q28 今日は、『資本論』第一部のあらましをお話ししていただきましたが、『資本論』をどうやって学んでいったらいいでしょうか?
Q29 『資本論』を人生にどう生かすかについて、最後に一言お願いします

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

こまごめ

14
キリスト教の指導者が考え方のベースを【聖書】に置いているように、日本共産党の偉い人は考え方のベースを【資本論】に置いているのがよくわかる討論を文字起こしにしたもの。 経営者に取って理想的なのは無料で働く労働者(サービス残業等)、もしくは格安で働いてくれる労働者なんですけど、それを日本で実現してしまい失われた30年になってしまいました。 中間層を分厚くしないと結局経済発展なんて無いと思うんですけど…なぜか共産党アレルギーが蔓延して真面目に労働者の為に頑張ってくれている共産党は社民党は不人気…悲しい事です。2025/09/15

なつき

7
めちゃめちゃ面白かったし、目から鱗だった。資本主義の見えない搾取、たくさんあるな。それが搾取だと気づかないまま、私含め多くの労働者が無自覚に働いているんだろう。モモに出てきた『時間泥棒』の正体は、資本主義による自由時間の搾取そのもの。3.4時間働いたら日本の生産力なら本来社会はまわるんだね。資本主義の弊害が、今の日本の社会問題とリンクしてる。働く現役世代や若い世代ほど響く内容だと思う。2025/09/06

nokonokoi

5
前作の共産主義と自由を読んだ後だからか、少し理解できたような。搾取とか剰余価値とか人間の発達とかなるほどなんだけど、資本論はきっとまだ難解だろうな。2025/09/20

真田ピロシキ

3
私、共産党員。ほぼ義務で読み気乗りしていなかったが確かに入門書として分かりやすい。社会主義者としての私が日頃から怒っている事柄は搾取で、とりわけ時間の搾取は金以上の罪悪と捉えていて剰余労働時間という名で本来必要もないのに働かされている時間の横領がすっと腑に落ちた。技術が発達したのなら生活のための生産時間は少なくなるはずなのに、不必要な需要を作り過分に働かされ、資本家やクソどうでもいい虚業ばかりが肥え労働者は擦り減り環境は破壊される。狂った世界。それを言語化する助けになった。2025/12/22

SATOMAN

3
読了後、斎藤氏との対談を見る。とても面白かった。 自由時間 経営者の中には、ライフワークバランスを否定する者がいる そのような主張をしているのは、まさに資本家。彼らは、働き金儲けをすることが趣味のような者であり、労働者の労働とは全く異なっている。 左翼は怖い 差別等に対して指摘される。 差別に対して反対の声を上げることこそが、社会を前進させるために大切。怖いと言われることを恐れて、声を上げなければ、社会は前進しない。2025/10/27

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