出版社内容情報
東大の人気講義のエッセンスを凝縮! 問題を見つける力、解く力、諦めない人間力。どんな状況にも対応できる力を、3ステップで伝授。
上田正仁[ウエダマサヒト]
東京大学大学院理学系研究科(物理学専攻)教授
内容説明
「自ら考え、創造する力」―このスキルこそが、先の見えないこれからの時代には必要不可欠だ。しかしこの能力は、生まれつきのものではなく、意識的な訓練によって鍛えることができる。本書は、東京大学の教授が、立ち見続出の人気講義をもとに、“思考のトレーニング方法”を誰もが実践できるよう、やさしく解説したもの。本当に役立つ知恵が身につくだけでなく、考えることが楽しくなる一冊。
目次
予講 「考える力」とは何か(「考える」能力は「頭の良さ」と同じではありません;「考える」という行為は、外部からは進み具合や成果が見えづらい ほか)
第1講 「問題を見つける力」を身につける!(まず、「問題を見つける力」を養おう;何気なく考えていることの中から、問題の種を見つけ出す ほか)
第2講 「解く力」を身につける!(創造的な問題を解く方法は、自ら編み出すしかない;複雑な問題を「類型化」して、まずシンプルにする ほか)
第3講 「諦めない人間力」を身につける!(諦めず最後まで考え続ける;すぐに認められる成果を出そうとしない ほか)
第4講 考えることは、創造すること(マニュアルの時代から創造する時代へ;マニュアル力のかなたの創造力 ほか)
著者等紹介
上田正仁[ウエダマサヒト]
1963年、大阪市生まれ。東京大学大学院理学系研究科(物理学専攻)教授。専門は原子気体のボース=アインシュタイン凝縮の理論的研究、および量子情報・測定・情報熱力学。1988年、東京大学理学系研究科修士課程卒、博士(理学)。NTT基礎研究所研究員、広島大学工学部助教授、東京工業大学教授等を経て、2008年より現職。2012年、2013年に東京大学駒場キャンパスの教養課程で「基礎方程式とその意味を考える」を開講。大学に入学したばかりの1、2年生を対象にこれから進むべき指針となる「人生の基礎方程式」を説き、自由闊達に質問が飛び交う対話形式の講義は心揺さぶられ、ためになる授業として大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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