河出新書<br> イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

個数:1
紙書籍版価格
¥1,100
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価

河出新書
イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する

  • ISBN:9784309631950

ファイル: /

内容説明

現代パレスチナ史の世界的泰斗が、シオニズム運動の胎動から2023年ガザ虐殺まで、その歴史をわかりやすく解説。世界水準の基礎知識がコンパクトな一冊にまとまった決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

73
本書の「おわりに」から「パレスチナ人が解放闘争を行う権利が全世界から認められないかぎり、イスラエルとパレスチナでは血が流れ続けるだろう。」、これを書いたのが、1954年イスラエル生まれのユダヤ人歴史学者(現在はイギリスに居住)であることに、問題の本質が見える。180ページあまりというコンパクトな著作ながら、特に第1次大戦後のユダヤ人移民の現実とパレスチナ人との闘争、そしてそれがシオニズムという「移民植民地主義」であったことを明らかにする記述は初めて読んだ。ガザの問題に関心のある方はこれは必読書と思う。2025/12/14

shinobu

6
新書1冊にイスラエル建国に至る経緯から現在までがしっかりまとまっている。 イスラエルによるパレスチナ入植は、かつてヨーロッパがお行なった植民地政策と同じであると本書で述べられている。以前から住んでいた住民を力ずくで追い出し、迫害し、そこに自分達の中でも貧困層やコミュニティに馴染まない人々を入植させる。まさに現代の植民地政策だ。2026/06/21

豚肉丸

4
「イスラエルにとっては、わたしたち全員が歴史を忘れ、パレスチナ側の暴力は狂気の沙汰であってユダヤ人殲滅のためというレンズを通さないことには理解できないと考えてくれたほうが都合がいい。そうすればイスラエルは、以前なら道徳的・戦略的な見地から却下しただろう数々の政策を遂行するための白紙委任状を手に入れられる。そして欧米諸国もそれに倣うのだ」(p.176〜177) 民族浄化の経緯と現在に至るまでの流れを簡潔に記しながら「入植者植民地主義」のタームを用いてイスラエルの思惑を整理しており面白い。2026/05/23

ゆんろん

3
著者のイラン・パペ氏は、”本当のことを書きすぎてイスラエルにいられなくなった、ユダヤ系イスラエル人歴史家”なのだそうである。そのような立場?の著者の描くシオニスト・イスラエルの姿は衝撃的である。最初から共存の選択肢はなく、追い出すか殲滅することしか考えてないことになっている。二国家解決は実際上無理、国のあり方として”民主的なイスラエル”を目指すのがむしろ現実的だというのが著者の意見だが、自らが少数派となるような”イスラエル”国家をシオニストは許容しないのではないか。2026/04/14

Go Extreme

3
ホロコースト イギリス二重外交 バルフォア宣言 マクマホン・フセイン協定 サイクス・ピコ協定 国連パレスチナ分割案 イスラエル建国 ナクバ(大災厄) 中東戦争 占領地 入植地 オスロ合意 パレスチナ自治政府 二国家解決 PLO(パレスチナ解放機構) ハマス ファタハ 右派政権 ネタニヤフ インティファーダ 分離壁 アパルトヘイト論争 難民キャンプ 帰還の権利 宗教的聖地 アルアクサ・モスク 嘆きの壁 アメリカの支援 親イスラエル・ロビー 地政学 封鎖 人道危機 ガザ侵攻2026/02/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22855044
  • ご注意事項

最近チェックした商品