文春文庫<br> 死の絆 赤い博物館

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文春文庫
死の絆 赤い博物館

  • 著者名:大山誠一郎【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 文藝春秋(2025/12発売)
  • 寒さに負けない!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~2/15)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167924553

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内容説明

人気ドラマ原作シリーズ! 犯罪資料館をめぐる事件簿

【中国でも人気沸騰の「赤い博物館」シリーズ最高傑作!】

京都大学・推理小説研究会時代から「犯人当ての名手」とその名をとどろかせてきたミステリー界の旗手、大山誠一郎による文庫オリジナル作品!!

日本でもドラマ化された人気作で、中国でも人気が沸騰したあの話題の「赤い博物館」シリーズが文庫オリジナルでついに登場です!

【これら6つの事件の前代未聞のトリックをもし見破ったら、すごい!】

コミュ障でニコリともしない美貌の持ち主、犯罪資料館館長の緋色冴子警視。過去の事件の遺留品や証拠品、捜査資料の不審な点を鋭く見抜き、部下の寺田聡と共に再捜査に乗り出すが……。
著者渾身の力で紡がれた6篇をぜひ、ご堪能ください。

「普通の上司のようにあれこれ喋りかける必要がないので、気が楽」という聡と、訊き込みを強引に終わらせるクセが抜けない冴子の(息ぴったりの?)コンビは健在です!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

87
シリーズ3作目。冴子館長の鋭すぎる推理力が相変わらずクセになる。警視庁の犯罪資料館に収められた過去の事件の証拠から未解決事件、時には解決済みの事件の真相を露わにするミステリ集。館長が導き出した構図は一見すると論理の飛躍のようで唖然となるが、彼女の無駄のない理詰めについ納得させられたりする。そして次、次の話をと求めてしまう。本篇の長さも丁度良い。部下には「人間というより、機械みたいな人ですね」とか言われたりするが、そこが彼女の魅力でもある。抒情性を一切排除する潔さ。今回はあとがきがあり、それがまた愉しめた。2026/02/04

aquamarine

50
犯罪資料館館長の緋色冴子警視が過去の事件の資料や遺留品から不審な点を見抜き、部下の寺田聡と共に再捜査するシリーズ三作目。こんなところから?と思う気づかない小さな綻びから理詰めで真相を見つけ出すのは相変わらずで美しい。余計なことを…と思った「三十年目の自首」、被害者の素性を明かさない決意に背筋に寒いものが走った「名前のない脅迫者」、警察学校時代の冴子の話「春は紺色」が特に印象的。新しい試みができて最も本格ミステリの可能性を感じるという著者のあとがきに嬉しくなった。次作も是非。2026/02/07

さっちゃん

45
赤い博物館シリーズ第3弾。時効が成立した殺人事件の真犯人だと名乗り出た男「三十年目の自首」トランクに遺体を入れた車が事故で炎上。生き残った妻がトランクの男の正体を明かさない理由は「名前のない脅迫者」深夜のコンビニで強盗犯が自殺「3匹の小ヤギ」昔の事件の凶器が発見され、特命捜査対策室係長が冴子と再捜査を競いたいと言い「掘り出された罪」ホームレスと国会議員が同時に殺された「死の絆」冴子の警察大学校時代の話「春は紺色」/今回もフェアでキレキレ。寺田とも更に良いコンビに。どれも面白いけど表題作と最終話が特に好き!2025/12/17

geshi

22
『三十年目の自首』不可解な自首のテーマが面白い。安易なトリックからWHYへの捻りの着地。『名前のない脅迫者』小さな手掛かりから大きな錯誤へ繋げる論理。冒頭が幾重にも巧いな。『三匹の子ヤギ』人質監禁事件で本格ミステリやるのは短編だと難易度高すぎてヘビー。『掘り出された骨』一つの手掛かりからギミックへと導かれる推理もさることながら犯人像が秀逸。『死の絆』国会議員とホームレスの2つの死の謎が魅力的。牽強付会の感はあるかな。『春は紺色』緋色冴子のエピソード0を語る日常の謎。解決シーンでの切り込みが気持ちいい。2025/12/31

☆Ruy

18
ドラマで観て知っていたけど原作読むのは初めて。冴子館長のキャラ好き。6篇の短編ミステリー。どの事件も切ないけれど「春は紺色」はほっこりして未来に希望が持てる感じがいい。脳内で松下由樹、山崎 裕太、竜雷太で変換される。事件自体は物騒だけれど過去の未解決事件の再捜査なので血生臭さはない。 文体も私には読みやすい感じなので、他の作品も読みたい。赤い博物館シリーズ全部読みたいな。2026/01/21

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