内容説明
文学・執筆空間・住まいの変遷がこの1冊でまるわかり!
古代の紫式部から、中世の鴨長明、近世の小泉八雲、明治時代の文豪たちや、現代のあさのあつこまで--。
リアルイラストで時代、作家ごとに住まいと暮らしの変遷を追える!建物だけでなく作品が書かれた時代背景を理解すれば、物語をよりいっそう楽しめること間違いなしです。
▼こんな方におすすめ
・古代~現代の間取りや執筆空間・執筆道具の変遷が知りたい
・推し作家の生活空間や、作品が書かれた時代背景に没入したい
・自宅を仕事場とする作家の住まいをテレワーク空間の参考にしたい
・現在、保存/復元されている作家の住まいを訪れてみたい
など
※建築知識2023年2月号「平安から令和時代まで 作家の住まいと暮らし詳説」の書籍化
特集時には掲載しきれなかった建物の図面や新規の事例を盛り込みパワーアップしました!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
160
古くは、紫式部から現代の作家まで、住まいと暮らしの変遷が見て取れます。 やはり下村敦史邸を訪問したいです。 https://www.univer-sys.com/atsushi-shimomura/ https://www.xknowledge.co.jp/book/97847678347262025/09/29
パトラッシュ
119
子供の頃、江戸川乱歩は夜の土蔵で怖い物語を書いていると信じていた。他に自宅や書斎での作家の写真は見てきたが、間取り図もある本は初めて。どんな思いで執筆の場を選んだり設えたのか、建築様式や家具、文具に至るまで解説されている。1階の半分が書斎兼図書室の柳田国男の豪邸と、太宰治が数々の名作を書いた陋屋のような小さな借家の差。立花隆の「猫ビル」を模したような門井慶喜事務所や、家族との生活を優先したあさのあつこと高殿円邸など、物書きとしての嗜好が垣間見えて楽しい。家だけで写真集が出た旧三島由紀夫邸もあればよかった。2026/02/21
やどかり
16
紫式部から令和までたくさんの作家の住まいが解説されている。間取りもあるのでわかりやすい。鴨長明のワンルームで暮らす手軽さ、物の少なさがいいなぁ。意外と豪邸に住んでいた作家が多くて驚いた。林芙美子や志賀直哉の中庭のある家がよかった。甘糟りり子さんの実家で、築290年の合掌造の日本家屋も魅力的。2026/04/19
あゆぷ
6
『建築知識』が出しているだけあって、可愛い表紙絵とは裏腹に情報量が素人目に狂気的でエグい(素敵)。 こんなに間取りと解説をまとめて読んだ経験がないため勿体なくも最後の方は消化不良を起こしてしまった。 確かに日々を過ごす住処ほど、作家自身の考えや価値観を表したものはないだろう。最近の作家さんについては斜め読み(セキュリティ的に大丈夫かとは思った)、自分が住みたいのは鴨長明の方丈庵か、図書室が迫力の柳田國男の喜談書屋かな。喜談書屋は移築されているようなので行ってみたい。しかしすごい本に出会ったものだ。2026/06/21
Doris
6
なかなか細かくて、隅々までは読めなかったけれど、色々な説明図を見ているだけでも楽しい。紫式部が源氏物語を思いついたという源氏の間や、鴨長明の方丈庵はちょっとワクワク。近代の作家では記念館になっているものも多そうです。現代では、ミステリー小説の舞台のような下村敦史邸など見てみたいなあ。2025/12/17




