内容説明
清朝の王族・粛親王善耆の第4王女として生まれながら、満州浪人・川島浪速の養女となり、後に「東洋のマタハリ」と呼ばれた男装の麗人・川島芳子の生涯を描ききった岸田理生畢生の傑作戯曲。
著者等紹介
岸田理生[キシダリオ]
1950年長野県生まれ。中央大学法学部卒。1974年「天井桟敷」に入団。寺山修司氏に師事。1984年「糸地獄」にて第29回岸田戯曲賞受賞。1988年「終の栖・仮の宿」にて紀伊国屋演劇賞受賞。1990年より「国境を越える演劇シリーズ」を開始。同シリーズで自ら作・演出する傍ら、演出家の蜷川幸男氏、オン・ケンセン氏(シンガポール)等との共同作業も多い。その他、映画、TVなどの脚本も多数手がける。代表作、「1999年の夏休み」(熊本映画祭脚本賞受賞)
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